プレゼント

 当塾は中学3年生のみ冬期講習を実施しており、その他の学年は通常時間割で授業を行っています。年末年始はお休みにしているため今週で中2までの今年の授業はおしまいです。毎年その年の最後の授業日にささやかな差し入れを。学年によって最終日は違います。小5は先週の金曜日、小6は今週の水曜日、中1は今週の金曜日、そして中2は今日土曜日です。

今年はこれ!

中学3年生は冬期講習があるため27日となりますが、小5~中3の全塾生に。毎週塾で頑張っている塾生の皆さんに私からのプレゼントです。

さらに中学3年生には別のプレゼントを急遽渡すことにしました。

中3には特別に

 塾生の皆さんには冬期講習のテキストとは別に、自主的に勉強するようにテキストを10冊渡しました。すべて埼玉県の公立入試用に作られたものです。直接書き込んでもいいし、何度も解くつもりならノートに書くのもいいでしょう。ただ、数学の計算はテキストの狭いスペースに書くのではなくノートに書いてほしいと思います。

 ところがノートを持っていない生徒がちらほらと見られます。そこで画像のノートです。塾には以前まとめ買いしたノートが大量にあります。おそらく1000冊以上あります。適時塾生に渡しています。私はいつも塾では「ノートはぜいたくに」と話しています。数学の途中式でも、暗記のための殴り書きでも、小さいスペースに細々と書くのではなくノートに堂々と書くべきです。小さいと間違いにすら気づきません。勉強用にノートが欲しいのならいくらでもあげますよ。ということで全員に10冊ずつプレゼントです。いっぱい書いて覚えてください。

 最近は選択問題用に難しめの問題に取り組んでいますが、塾生に説明するために実際に私も解いています。数学の問題など1問で1ページ使うこともあります。ノートを使うことをためらわないで欲しいと思います。

ノートはぜいたくに  罫線など無視です(笑)

塾生に限らず、中学生・高校生の皆さんにはノートは細々と書くのではなく、ダイナミックにぜいたくに書いて欲しいと思います。

期末テスト結果その3

 私は全教科教えているので特定の教科に対するこだわりはそれほどありません。塾生には5教科総合で得点できてくれたらいいと思います。得手不得手はあるでしょうから苦手な教科があればその分他の教科で補えばいいのです。自分が学生だった頃は数学だけは満点以外ありえない、他の教科はそれなりに・・・ と考えていましたが、今立場が変わってからは塾生たちには数学でも社会でもいいのでとにかく得意教科を増やしてほしいと思います。

 先日5教科の塾生平均と学校の平均を掲載しました。入塾の際に学力による選抜を行っていない以上年によって差があるのは想定内です。縦の比較はあまりしないことにしています。個人的には各教科では塾生の平均が学校の平均より10点以上、5教科総合では塾生平均が学校の平均より50点以上になってくれたらなあと思っています。

 ということで教科別で塾生平均が学校の平均を10点以上上回ったのは

中3社会 +22.8点
中3理科 +20.8点
中2社会 +17.6点
中2理科 +15.1点
中2数学 +12.4点
中3数学 +12.3点
中1社会 +12.1点
中3国語 +11.5点

 ずっとこのブログをご覧の方にはおなじみの結果となりました。社会と理科が極めて良いです。一方予想はしていましたが5教科の中では国語と英語がまだまだですね。まあ先ほど書いたように国語が苦手でも社会で取れればいいのですが、逆に言うと国語と英語ができれば怖い物なしということにもなります。

 順位に関しては5教科順位は記入してもらっています。今まであまり各教科ごとの順位は意識していませんでした。が、よく見てみると塾生たち結構頑張っていますね。

 まずは中1の理科 学年全体(250名くらい)で90点以上はわずか7名という難しい問題でしたが、そのうちの2名がうちの塾生でした。しかもその2名が学年1位と2位でした!また中1社会の90点以上は学年で35名で、そのうちの6名がうちの塾生でした。また、5教科総合で5位以内に2名がランクインしました(456点で同点)。

 中2はまず数学の満点が光ります。もちろん学年1位。理科は学年5位以内にうちの塾生が3名いました。淡々と書いていますが結構すごいです! 社会は塾生13名中8名が90点以上でした。

 中3は理科が学年全体で90点以上は8名のところ2名がうちの塾生でした。社会は1桁順位はいませんでしたが(12位が2名)塾生の平均がずば抜けてよく、塾生11名中10名が80点以上でした。あと一人も惜しかった。

 ということで普段はあまり意識していない教科ごとの順位について触れてみました。

 念のために書いておきますが、うちの塾は私(塾長)が一人で運営している非常に小さな塾です。校区内に塾の数は40くらいあるはずです。1学年10名ちょいということで塾生の数では大手に遠く及びませんが、塾生の頑張りは決してひけを取らないことが分かります。だてに20年も続けていません。うちの塾の良さは分かる人には分かるのです(笑)

期末テスト結果その2

1年生の結果も出たようでこれで3学年の結果がそろいました。

ということで期末テストの結果を簡単にまとめておきます。
見づらい場合は画面を横にお願いします。

まずは中学1年生
A…塾生平均  B…学年平均 です。

    A   B  A-B
国語  62.6  62.5 +0.1
数学  68.6  62.4 +6.2
英語  70.6  66.5 +4.1
社会  79.7  67.6 +12.1
理科  72.0  63.8 +8.2
5科  353.4  318.4 +35.0

つづいて中学2年生

    A   B  A-B
国語  82.1  73.4 +8.7
数学  81.8  69.4 +12.4
英語  63.8  58.6 +5.2
社会  88.2  70.6 +17.6
理科  80.2  65.1 +15.1
5科  396.0  329.3 +66.7

最後は中学3年生

    A   B  A-B
国語  78.9  67.4 +11.5
数学  67.7  55.4 +12.3
英語  62.4  56.6 +5.8
社会  85.5  62.7 +22.8
理科  82.1  61.3 +20.8
5科  376.6  300.1 +76.5

数字に大小はありますが、学年平均との差は各学年も分かりやすいくらいに社会と理科が際立っています。

選択問題数学

 先週からスタートした選択問題実施校向けの数学演習。今日も3名が参加しました。

 今日は昨年の入試問題を解いてみました。昨年はコロナでテスト範囲が削減されたため、この前の期末の範囲までが昨年の入試の範囲と重なってちょうどよかったからです。選択問題の難しさはすでに知っているはずで、おとといの北辰でさらに実感したことでしょう。まあ北辰は実際の入試よりも難しいと思いますので、実際の入試でどれくらい解けるでしょうか。

 一応開始前に目標は50点ということにしました。入試までの期間を考えてこの時期に選択問題で50点取れれば上出来でしょう。もちろん私も解いてみました。答えは県から発表されていますが、解き方を説明するには自分で解いてみる必要があります。

字が雑なのはスルーしてください

 以前からチラッと見てはいましたが、実際に解いてみたのは今日が初めてです。高校の数学で出てくるような複雑な場合分けがあって、さすがに難しいのですがなんとか50分ギリギリで全問正解することができました。これを中学生が満点とるのは至難の業でしょう。大問4の(1)とか(3)はいい問題だなあと思いました。

 で、実際に解いてみて塾生に解説をします。100点取る必要はありません。限られた時間のなかでいかに効率よく得点できるかを考えなければなりません。そのためには難問はさっさと見切り、正解率の高そうな問題を確実に正解するための見直しの重要性などを繰り返します。

 次は来週の火曜日です。

期末テスト結果その1

 期末テストの結果がほぼそろいました。中2と中3はすでに個表ももらい順位も判明しております。中1はまだまだで木曜日くらいになりそうとのこと。

 ということで各教科で得点の高かった生徒です。毎度の注釈ですが、当塾は全員戸塚中生で各学年の人数は10人ちょいという塾です。いつもは人数で切って上位数名にしていますが今回は趣向を変えまして、人数に関わらず各教科とも85点以上(5教科425点以上)ということにしました。
※同点の時は学年の上の生徒を先に、学年も同じ時は名前のアイウエオ順で掲載しています。

【国語】
 97点 (中2・女子)
 94点 (中2・女子)
 90点 (中1・女子)
 89点 (中1・女子)
 87点 (中3・男子)
 86点 (中3・男子)
 86点 (中2・女子)
 86点 (中2・女子)
 85点 (中3・女子)
 85点 (中2・女子)
 85点 (中2・男子)
 85点 (中2・女子)

【数学】
100点 (中2・女子)
 95点 (中2・男子)
 94点 (中1・女子)
 91点 (中2・女子)
 90点 (中2・女子)
 90点 (中1・女子)
 89点 (中1・男子)
 88点 (中2・女子)
 87点 (中2・女子)

【英語】
 99点 (中1・女子)
 94点 (中1・女子)
 88点 (中2・女子)
 87点 (中2・女子)
 86点 (中3・男子)
 86点 (中2・女子)

【社会】
 96点 (中1・女子)
 95点 (中2・女子)
 94点 (中2・女子)
 94点 (中2・女子)
 94点 (中2・男子)
 93点 (中1・女子)
 92点 (中3・男子)
 92点 (中3・男子)
 92点 (中2・女子)
 92点 (中2・男子)
 91点 (中2・女子)
 91点 (中1・男子)
 91点 (中1・男子)
 90点 (中3・男子)
 90点 (中2・女子)
 90点 (中1・男子)
 90点 (中1・男子)
 89点 (中3・男子)
 89点 (中3・女子)
 89点 (中2・女子)
 89点 (中1・男子)
 88点 (中3・男子)
 88点 (中2・男子)
 86点 (中1・女子)
 86点 (中1・男子)
 85点 (中3・女子)

【理科】
 94点 (中1・女子)
 92点 (中2・女子)
 92点 (中2・女子)
 92点 (中2・男子)
 92点 (中1・女子)
 91点 (中3・男子)
 91点 (中3・女子)
 88点 (中2・男子)
 88点 (中1・女子)
 87点 (中3・女子)
 86点 (中2・女子)
 85点 (中3・女子)

【5教科】
470点 (中2・女子)
459点 (中2・女子)
456点 (中1・女子)
456点 (中1・女子)
434点 (中3・男子)
429点 (中1・女子)
428点 (中2・男子)

 一目見て分かるのは社会が異常に多いことと、他の教科に比べて英語が寂しいことです。上に掲載しただけで社会は26名、80点以上に広げると31名です。各学年の在籍者数は10名ちょいなので、早い話がほとんどの塾生ということです。同様に理科も半数以上の塾生が80点を超えました。

 中1はまだ個表が出ていませんが、中2と中3の塾生の平均順位はほぼ同じで70番くらいでした。学年全体の平均順位は120番くらいのはずですので、うちの塾生の平均は50番くらい高いことになります。これもまずまずの結果だったといえるでしょう。この数字は今後当塾での勉強をお考えの方には若干参考になるかも知れません。

11期生の2名様ご来塾

 今日は土曜日で夕方には中3、夜は中2の授業がありました。

 中3は明日の北辰に備えて軽く復習を。中2は期末の得点を書いてもらい、そのあとは先に進みました。英語の文法の復習(過去形)と社会は江戸時代の前半です。

 さて中2に書いてもらった期末の得点、今回もまずまず頑張ったようです。詳細は後ほど掲載することにして、英語以外の4教科で塾生の平均が80点を超えました。社会に至ってはほとんど90点です。中1の1学期なら分かりますが、中2のこの時期に塾生の平均が90点近くになるのは驚異的です。社会の得点がよいのはここ数年の当塾の特徴ですが、2年生は社会以外の教科も軒並み高得点です。この調子で3年生を迎えてほしいですね。

 中2の授業終了後5分くらいで入り口に何やら人影が。忘れ物を取りに来た塾生かなと思ったら、あにはからんや、どうみても中学生ではなく元塾生でした。

 一方の生徒(というかすでに大人ですが)が「覚えていますか?」

 全力で記憶を呼び戻し、誕生日を言い当てて見事ビンゴです。私は人の誕生日を覚えるという日常生活では何の役にも立たない特技を持ち合わせており、この元生徒のことも思い出しました。まあ、二人とも3年くらい前に来ているはずなので久しぶりという感じではありませんが、当時の塾の話、近況などで盛り上がりました。

 ちなみに二人は11期生で、今の中3の前の前の前の赤ジャージ世代です。つまり9年前の中3です。11期生は当塾史上もっとも塾生が多かった学年です(19名)。定員あと1名というところで2名同時に入塾希望があったため、特例としてこの人数になりました。ついでにいうと4年前に塾メンバーで集まって成人式の写真を送ってくれたのもこの学年です。それ以来成人式の写真を送ってくれる元塾生が増えたような気がします。

 また近いうちに来ます。という言葉を残して塾を後にしました。

なぜ弥生時代というのでしょう?

 今日は火曜日で中1の授業がありました。また中3で希望者を対象に選択数学の問題演習&解説授業を行いました。去年選択問題が必要だった生徒(越ヶ谷&蕨)は2人とも学校の成績も3年間安定しており数学も心配する必要がありませんでした。今年は現在何名か選択問題が課される高校を希望している生徒がいて、数学の成績はというといい時とそうでない時の差が激しい、つまり波があるのです。

 ということで今年は急遽選択問題数学の問題演習を授業とは別の時間に行うことにしました。希望する生徒が対象で費用は必要ありません。ただ選択問題は始まって歴史が浅く、対応した教材も市販されておらず、塾用教材で探す必要があります。よってそのための若干の教材費のみ必要となります。今日は塾にある問題を使って説明しました。

 5名が参加しましたが、普段の授業とは違ってかなりハイレベルな問題にハイレベルな解説となりました。予想していた以上に難しかったと思いますが、2ヶ月くらい続けていけば慣れると思います。

 夜は中1の授業でした。期末の得点を書いてもらいます。一部の教科以外は戻ってきたようです。英語がだんだん下がってきています。リスニングの割合が減っているので想定内です。まだ学校の平均は分かりませんが社会と理科は随分といいようです。22期生の皆さんも今までの塾生と同じように理科や社会が得点源となりそうです。

 さて今日は英語と社会の授業を行いました。英語は学校では文法をほとんど教わっていないようなので、期末が終わって時間があるこの時期に塾では文法を中心に教えます。高校入試を考えたら今の教科書はちょっと使えません。よって塾でしっかりと学習してもらいます。

 社会は地理が終わって歴史です。今年の学校の社会は中1も中2も今までの戸塚中にはない進め方です。従来は並列型とか並行型といって、地理をある程度進んで歴史に移り、歴史をある程度進んでまた地理に移り という進め方でした。が今年は中1はまず地理から始まり、歴史は一切触れずに中1の地理の範囲をすべて終わらせたのです。この後歴史になります。中2も同様に日本地理すべてを終わるまで歴史はまったくなし。授業の進め方は学校の判断なので、どのように進めても問題はありません。地理にいったり歴史にいったりするよりはこちらの方が効率が良いかも知れません。

 ただ困るのは塾でしょうね。一般的な塾には中学でも5~6校の生徒が集まっています。社会ひとつとっても学校によって進め方がバラバラでは学校に合わせるのは不可能です。こういうこともあって中1や中2では社会を学習しない塾も多いのです。その点、うちの塾は戸塚中限定なので他の中学の進み方とか関係ありません。戸塚中の進め方に合わせて塾でも進められます。その結果が社会の高得点に現れていることはもう言うまでもないでしょう。

 ということで塾でも社会は歴史に入っています。まだまだ縄文時代~弥生時代で、卑弥呼とか聖徳太子が出てくるのは来週あたりです。写真が載っている冊子(塾では写真集と呼んでいます)を各自に持たせていて土偶とか銅鐸とか縄文土器とか弥生土器の写真を見ます。縄文土器には表面に縄の目の文様などと説明が書いてあるので、名前の由来が分かります。

 ここで突然質問しました。なぜ弥生土器というのでしょう? ある生徒は弥生時代に使われていたから。と答えましたが、ちょっと順番が逆ですね。 弥生土器が使われていたから弥生時代という名前がついたのです。では、なぜ弥生土器という名前がついたのでしょう?

 ある生徒は弥生(=3月)に発見されたから! と答えましたが鋭い! 私も以前一瞬そう思った時期がありましたが、正解は発見された場所が弥生という地名だったからです。ちなみに発見されたのは3月というのはものすごい偶然です。答えを聞けば「なあんだ」というあっさりしたものですが、もしこの辺で発見されていたら、戸塚土器とか戸塚時代になっていたのかもしれませんね。

 と、授業の本筋から離れていることなのでパッと切り上げましたが、社会の時間(実は理科や数学や国語でも)にはこのようにちょっと脇道にそれた話をすることは割とあります。もちろん授業に支障が出ない程度にはしていますが、意外と興味を持って聞いてくれることが多いようです。ちなみにこういう話を前もって用意することはありません。授業の流れや生徒との会話のやり取りから話題が広がるのがほとんどです。

テスト1週間前

 中間テストが終わって、合唱祭も終わり中3は修学旅行があったと思えばもうすぐに期末テストです。目まぐるしく日程が進んでいきます。期末テストは祝日明けの24日と25日です。

 うちの塾では毎月月末に、翌月の予定表を配布しています。web上には掲載していませんが、全塾生に渡しておりLINEを使って保護者の方にも伝えています。その際テスト前の変則時間割も考慮しています。今日(18日)は中3の日です。通常授業時には19時からのところ、現在学校は面談期間中で帰宅が早いということで17時からにしました。2時間早めて帰宅時刻は変わりません。

 さすがに途中でhungryになると思うので食事時間もとりました。

現在食事休憩時間です

 コンビニに行く生徒たち、ファストフード店に行く生徒たち、ラーメン屋さんに行く生徒たちと3グループに分かれました。塾生たちにとってはいい息抜きになっているようです。

 この学年(20期生)はずっとメンバーが固定していて男子は中1の1学期からずっと同じメンバー。女子に至っては5年生からずっと同じメンバーです。男子は2年以上、女子は3年以上新規の生徒が増えていないという、塾としてはあまり喜ばしくない事態ですが、20年もやっていればこういう学年もあります。毎年毎年同じということはありません。

 ということで、今日は英語、数学、理科を中心に学習しました。あとはテスト前ワークと呼んでいる自主学習用の教材も渡しました。内申に直結する定期テストは今回が最後です。やり残したことがないように取り組んでください。

修学旅行

 今週は明日から戸塚中学校、木曜日からは戸塚南小と戸塚北小で修学旅行が実施されます。昨年度は残念ながら近隣の小中学校の修学旅行はすべて中止になりましたが、今年は先生方のお力でなんとか行けそうです。戸塚中はもともと6月だった予定がまだまだ感染が収まらなかなったので10月に延期になり(中止ではなく)、さらに10月もまだ微妙ということで11月に再延期となりました。現在埼玉県は1日10人前後ということで、さすがに修学旅行を中止にするほどではないと判断されたのでしょう。生徒たちも嬉しそうでした。

 今日(月曜)は修学旅行の前日です。旅行初日は5時前に駅集合しなければなりません。ということは、4時前起床。ということは、22時前には寝たいところです。そのあたりの状況は分かっていましたので、前もって今日の中3の授業は2時間半も早め、19時半には終了しました。おかげで塾生は誰一人休むことなく全員出席しました。おそらく通常のまま、つまり22時までの授業にしていたら欠席がいたと思います。実際に、塾生の友だちで他の塾に通う生徒たちは、今日の塾は欠席するという生徒がかなりいたようです。

 また旅行から帰ってくる日が木曜日で、本来ならこの日は中3の授業日ですがこれも来るのは物理的に難しいでしょうから金曜日に移動しました。このように臨機応変に対応できるのがうちの塾の強みです。全員戸塚中生だからできることです。精神論で、月曜も木曜も気合で来いと言っても通用するのは昭和までです。変更が可能なら生徒や保護者の方に気を遣わせる前にこちらから言い出します。

 中学の修学旅行は一生の思い出に残ります。この三日間くらいは勉強のことも忘れて楽しんできてほしいと思います。私も中学の修学旅行はいまだに覚えています。

 6月3日~6日の4日間でした。山口と広島に行きました(中学は佐賀県鹿島市)さすがに細かいことは忘れましたが、山口では秋吉台の鍾乳洞と松下村塾に行ったことは覚えています。あとは広島の原爆ドームと厳島神社とどっかの会社でパラボラアンテナを見ました。最終日は人生初の新幹線に乗りました。山口に行ったときに萩焼の体験で茶碗を作成しました。断片的ではありますがまだまだ覚えています。

 戸塚中の修学旅行は2泊3日ですが、奈良・京都なら楽しいところも多いと思います。コロナでいろいろと制限された生活を送ってきた分、塾生のみならず戸塚中のすべての生徒に楽しい旅行だったと思えるようになってほしいです。

中間テスト

中間テストの結果を簡単にまとめておきます。前に検証したようになるべく1行の字数を少なくしていきますが、見づらい場合は画面を横にお願いします。

まずは中学1年生
A…塾生平均  B…学年平均 です。

    A   B  A-B
国語  72.9  70.3 +2.6
数学  67.4  56.8 +10.6
英語  84.3  80.2 +4.1
社会  77.5  64.5 +13.0
理科  77.4  70.9 +6.5
5科  379.6  337.1 +42.5

つづいて中学2年生

    A   B  A-B
国語  71.1  60.3 +10.8
数学  73.5  55.2 +18.3
英語  66.2  56.5 +9.7
社会  89.5  75.3 +14.2
理科  82.0  64.4 +17.6
5科  382.2  305.8 +76.4

最後は中学3年生

    A   B  A-B
国語  79.9  69.9 +10.0
数学  60.6  47.6 +13.0
英語  65.7  58.0 +7.7
社会  80.5  62.1 +18.4
理科  84.5  66.1 +18.4
5科  371.3  297.9 +73.4

ということで学年平均を10点以上上回ったのは

中3社会 +18.4点
中3理科 +18.4点
中2数学 +18.3点
中2理科 +17.6点
中2社会 +14.2点
中1社会 +13.0点
中3数学 +13.0点
中2国語 +10.8点
中1数学 +10.6点
中3国語 +10.0点

となりました。一目見て分かるように社会と理科それに数学で好成績を収めています。これはそのまま当塾での学習時間に比例しています。よくいえば塾でしっかり頑張っていると考えていいでしょう。

先ほど当塾での学習時間と書きましたが、テスト前の塾での授業はこの3教科が中心となります。逆説的ですが、私は定期テストはそれほど重視していないからです。どの単元であれ理科・社会・数学は定期テストに限らず今後の北辰などの模試さらには入試につながる内容です。一方、国語や英語は定期テスト限定の勉強になりがちです。このあと一切出てこないという内容も多いのです。

 したがって北辰や入試を重視する私としては定期テスト期間中も先につながる理科・社会・数学を優先しているのです。塾生の皆さんもそれに応えてくれているようで喜ばしいことです。願わくば国語と英語は自主的にもう少し頑張ってくれたらと思います。

 なお、今回のテストが入塾後初めての定期テストという生徒が2名いました。2名とも中学1年生で、そろって大きく学年順位をあげており(二人合わせて90番くらい上昇)私もホッとしています。これで油断せずに次回以降も頑張ってください。

 それ以上に奮闘しているのが中2・中3でいずれの学年も8割以上の塾生が学年100番以内つまり1桁or2桁順位となりました。戸塚中は各学年230~250名程度の大規模な学校です。この人数ならまずは2桁順位を目指したいですね。