6年生英語&中1

 今日は金曜日で6年生と中1の授業がありました。まずは6年生。授業開始前に前回の宿題を返却します。宿題も真剣に取り組んでもらうため毎回提出して私が添削します。やる気のないプリントは見る前に返して、もう出さなくていいと言われてしまいます。よってうちの塾の6年生は宿題もまじめに取り組んでいるようです。逆に言うと宿題を真面目にできなければうちの塾で学習を続けることは極めて困難です。

 前にこのブログを見ているという塾生からもっと写真とか増やした方がいいですよと忠告を受けましたので、6年生の画像を初投稿です。たしかに他の塾のブログを見ると生徒の写真を掲載しているところが多いようですが、私は普段から写真を撮るということに慣れていない(早い話が面倒くさい)ので文字中心になってしまいます。ただし今ままでもそうだったように、今後も個人が特定できないように画像はぼかして掲載します。まあ塾生の皆さんは分かると思いますが、それはそれで話のネタになっていいでしょう。

 塾生たちが一生懸命取り組んでいるのは小テストです。今日が第17回

 前回はいろいろな主語の文章を学習しましたのでその文章と単語を10問。間違いやすいguitarも大丈夫ですね。ちなみに今日は画像の生徒も含めて過去最高の8名が満点で平均も90点を楽々と超えました。20点とか30点とかが何人もいて満点は1人もいなかった第1回と比べたら雲泥の差です。これも先に書いたように宿題とか課題をまじめに取り組んでくるようにとの私からのプレッシャーのおかげでしょうか(笑)

 算数は教科書の内容がほぼ終了していますので今後は英語に時間をかけて、算数は復習中心になると思います。

 夜は中1の授業でした。今日は数学と歴史の授業を行いました。数学は図形に入っています。前回までに基本的なこと(用語とか記号の説明)を終わらせ今日は小学生でも少々学習しているはずの移動3種類。次回からは作図に入りたいと思います。歴史はまだまだ古代です。ほとんど入試には出ないところですが、学年末には必要ですので聖徳太子~奈良時代あたりを頑張って説明しました。地理よりは歴史の方が覚えることがはっきりしているので次のテストでも社会は期待して良いでしょうか。

ドンドン進むpart2

 タイトルが思いつかないので手抜きのタイトルで申し訳ございません。木曜日は小学生の授業はなくて中学3年生だけです。中学3年生は1日約3時間です。これは選択などではなく全員一律です。講習やテスト前でもなく通常時の授業で3時間という塾は結構少ないと思います。うちの塾は規模は小さいですが、なるべく多くの勉強時間を確保したいと考えています。

 期末も終わって北辰も終わったのでラストスパートです。まずは教科書で終わりきっていない数学と社会と理科の内容を終わらせます。国語と英語はもう教科書は関係ありません。今日は理科と数学の学習を行いました。

 理科は最後の単元の天体です。先に学校で少し習っているようなので説明がやや省略できます。学校が先だろうと塾が先だろうと生徒が理解できればそれでいいのです。ですから私はどうしても学校より先に進もうとか学校には負けないとかそういう意識がほとんどありません。解けるようになればいいのです。天体は地学ということで覚えることの方が多いのですが、それでも若干考える問題もあります。苦手な生徒が多いのが方角です。社会と違って上が北という常識が通用しません。透明半球での方角や北極側から見た方角とか、さらに場所によって違う東西南北を理解しなければなりません。

はたして理解してくれたでしょうか。この後問題演習を繰り返しながら定着させたいと思います。

 数学は相似からの面積比とか体積比です。一見図形の問題ですが、ほぼ計算問題です。

比例式は小学生で出てきて中1でも登場。中1では小学生とは違う解き方を習うため画像のような問題でも、内項の積=外項の積 で解くことに慣れてしまっています。ただその場合でもなるべく簡単に解が求められるような方法を教えました。こういう細かいことは動画とか問題集の解答では分かりません。塾に来ている人だけが知ることのできる解き方というのもあるのです。(それを教えられるかどうかは教える人にもよりますが)

 次回は円周角の定理で、最後の最後に残っている大物=三平方の定理は来週入れるでしょうか。前に5年生と6年生の教科書のバランスが悪いと書きましたが、中2と中3にも同じことが言えます。中3は内容が多すぎます。一部中2に移動してもいいくらいです。ちなみに今中3で学習している相似と円周角の定理は以前(といっても相当以前)は中2の内容でした。これが中2に戻ってくれれば中3はもう少し余裕を持てるのですが。

ドンドン進む

 今日は水曜日で5年生と中2の授業。

 5年生は算数の授業です。ここ数年のうちの塾はなぜか綾瀬小の生徒が多い傾向があります。去年の6年生は半数以上が綾瀬小で、今年の6年生も5年生も気づけば半数以上が綾瀬小です。学校の規模としては綾瀬小が一番小さい(1学年2クラス or 3クラス)のに、どうしてでしょう。一つには綾瀬小の近くには小学生向けの塾が少ないというのがあるのかも知れません。あとは元塾生の弟妹として兄弟姉妹そろって同じ塾にというパターンも非常に多くなっています。個人的には一番近い東小の生徒がもっと来てくれたらなあと思いますが、結局みなさん戸塚中に行くのですから、どの小学校の生徒でも来て良かったと思ってもらえるように授業を行います。

 算数は速さを終わらせて図形の面積になりました。5年生の算数は覚える内容が多すぎます。逆に6年生はもうこの時期ほとんど教科書の内容は終わっています。5年と6年の学習内容のバランスが悪すぎます。もう少し実態を反映した内容にしてほしいものです。

 さてうちの塾生(小学生)の学力はと言うと、例年通りというか算数が非常に心配です。塾は週1日(2時間)で学校の授業の方が何倍も多く、学校で習っているはずなのにどうにも計算が怪しい生徒が何人もいます。だから塾に来ているという生徒もいるでしょうから、なんとか少しでも算数ができるようにしていきたいと考えています。

 そのためには勉強に対して少しでも積極的になってもらう必要があります。小学生でも中学生でも点数がいい生徒とそうでない生徒の違いははっきりしています。

1 宿題はきちんとやる。分からなかったら調べてでも聞いてでもやる。
2 テストで間違えたら、必ず直す。分からなかったら聞く。
3 文字は丁寧に書く。

 細かいことをいえばいろいろあるでしょうが実際のところ、このくらいの違いしかありません。点数が取れている生徒は上のことをしっかりやっています。逆に点数が伸びない、勉強が分からないと言う生徒は

1 宿題はやらない。やっても適当。誰かのを写す。親にやってもらう。
2 テストで間違えても放置。だから同じ問題が出ても永久に解けない。
3 文字が雑。答案が読めないという不利だけでなく自分でも読めない。

 これでは差がつくのは必然です。ということでこうならないように、小学生のうちから鍛えているつもりです。その結果私の言うことをちゃんと聞いてくれている生徒は中学になる頃にはだいぶまともになります。ただ放置している時間が長ければ長いほど一朝一夕にはいきません。逆に小学生のうちからしっかり勉強する習慣がついている生徒は中学ではかなり優秀な成績を収めています。当たり前ですがしっかり努力している生徒ほど結果もよくなります。楽して成績が上がるような魔法はありません。

 夜は中学2年生。期末の結果も書いてもらいました。後ほど掲載したいと思います。期末が終わって一段落ですが次の学年末に向けて授業は進めます。今日は国語と理科を行いました。うちの塾では普段は国語はあまり時間をかけません。が、知識が必要な古文と文法だけはしっかり説明します。生徒に聞くと今学校では動詞の活用とかなんとか(曖昧な言い方)をやっているということなので、そのあたりを説明しました。

 用言の説明から、動詞の活用の種類、活用形、音便など。とてもじゃありませんが1日で終わる内容ではありません。ただ説明するだけなら終わるかも知れませんが、うちの塾の場合すべての教科、説明だけで終わるということはありません。それなら今はやりの動画を見るだけの授業と変わりません。説明しながら、質問しながら、質問受けながら、塾生の顔色を見て理解度を確認しながら、となるとそれなりに時間がかかります。こういうのは一方的な動画授業では無理ですからね。

 理科は電流の続きを学習しました。国語に時間を取られすぎたので少しだけ電力について。戸塚中の理科は1分野と2分野に分れていて2分野はもうほとんどの内容が終わっているはずです。3学期はどうなるのでしょうか。

やっぱり重い

 恒例の放置期間もそろそろ終了したいと思います。せっかくスマホでも投稿できるようになったのでこれはスマホから。PCでは打てない絵文字もいれてみます。📱⚽🌃✨

 ただ、いざ文字を入力してみると意外と重い。それにスマホで文字を打つのに慣れていないので入力ミスが多い。塾生と違ってフリック入力が半分くらいしかできないのです。イ段とエ段が←か→かで悩みます。あと、『ん』とか『を』で悩みます。

 さて塾生には内緒で更新していますが、結構読んでいる生徒がいて驚きました。前の投稿についても色々と質問されました。また、他の生徒は一言『長いです!』と(笑)

 確かにスマホで見ると長文ですね。私は今までPCで入力してPCで見ていたのでたいして思いませんでしたが、スマホだとこの程度でも長い部類ですか。まあ長文だと打つのに時間もかかるし校正にも時間がかかります。こう見えて校正はちゃんとやっています。塾の人間が書く文章で間違いだらけだと、はっきり言ってみっともないです。

 ということで期末も終わって日本戦も終わってやや時間ができたので、ボチボチ書きたいと思います。かと言って精神論とかありきたりの教育論は好きではないので、日頃の塾のことが中心となると思いますので、よろしくお願いいたします😌

元塾生が来たよ!

 今日は埼玉県民の日ということで小中学校はお休みです。が、塾は毎年普通に授業を行っています。授業は中3だけですが、テスト前ということでずっと教材作りをしていました。いつもの理科と社会のスペシャル秘密兵器です。大袈裟でなくこれのおかげで塾生の理科と社会の得点は以前より大幅に上がっていると思います。

 なんとか今日中に中3の分は作り終えました。授業は数学と国語と社会を行いました。数学は範囲の内容はすでに終わっているので、相似の復習問題。国語はふだんならテスト対策は塾ではあまり行いませんが今回は知識が必要な古文(和歌、おくの細道)のためいろいろと説明しながら問題を解かせました。社会は数学と同じく範囲は終わっているため先には進まずテスト対策です。

 テスト前に学校に行くのはあと6回のはずで、その度に全教科授業があるわけではないのでひょっとしたら範囲が狭くなるかもしれません。今のところ理科と国語が怪しいです。まあ変わったら変わったでいくらでも対応できるので大丈夫です。

 さて、中3の授業が終わって今日は北辰の締切なので、その作業をしようとしてふと携帯に目をやるとLINEの通知に懐かしい名前が。今から塾行ってもいいですか?と。数年おきに来ている元塾生のIさんでした。当塾の11期生でちょうど10年前の中3生です。

 これから事務作業ですがせっかくLINE送ってくれたのですから断る理由はありません。それに過去の実績からいって一人で来ることはなくおそらくだれかと一緒に来るでしょう。楽しみにすることにしてあえてLINEでは聞きませんでした。そしたら案の定一人ではなく11期生の4人で来てくれました。

 このうちの二人はちょうど一年前に来ていて、別の一人は二年くらい前に来ていて、さらにもう一人も二年くらい前かなと思って聞いてみたらもう四年以上前だったそうです。いずれにしても見た瞬間に全員誰だ分かりました。もう中学の時の友達と会うこともほとんどないそうですが、こうして10年前に通っていた塾を思い出して来てくれるのは大変嬉しいことです!

 今は中学生どころか小学生もスマホを持っている生徒が多くなりましたが、この元塾生たちは中1のときに東日本大震災があった学年で、中学の時にはまだスマホは普及していなかった世代です。当然LINEもない時代ですから連絡を取る手段も限られます。塾を修了したあとも顔を出してくれた元塾生にはLINEを教えてもらいました。でもまあよく削除しないで残していてくれましたね。

 帰り際にまた来ますと言って塾をあとにしました。これが社交辞令でなく本当に来るのがいいところです。

中間テスト返却状況その1

 中間テストが終了し1週間が経ちました。テストも概ね返ってきたようで、中1と中3はすでに個表ももらったようです。ということで中間テストで頑張った生徒を掲載します。80点以上だとかなりの人数になるので1学期期末同様85点以上にします。

国語
Sさん 戸塚中1年 95点
Oさん 戸塚中1年 94点
Fさん 戸塚中3年 93点
Kさん 戸塚中3年 91点
Wさん 戸塚中1年 89点
Wくん 戸塚中1年 89点
Kさん 戸塚中3年 88点
Iさん 戸塚中1年 88点
Sさん 戸塚中3年 85点
Yくん 戸塚中1年 85点

数学
Sさん 戸塚中3年 98点
Kさん 戸塚中2年 96点
Nくん 戸塚中3年 88点
Tさん 戸塚中3年 87点
Sさん 戸塚中1年 87点
Wさん 戸塚中1年 85点

英語
Sさん 戸塚中3年 96点
Kさん 戸塚中2年 94点
Oさん 戸塚中1年 94点
Fさん 戸塚中3年 91点
Oさん 戸塚中2年 89点
Kさん 戸塚中3年 87点
Aさん 戸塚中1年 86点

社会
Sさん 戸塚中3年 96点
Fさん 戸塚中3年 94点
Sさん 戸塚中1年 93点
Yくん 戸塚中1年 93点
Tさん 戸塚中3年 92点
Nくん 戸塚中3年 91点
Yさん 戸塚中3年 91点
Kさん 戸塚中2年 91点
Fくん 戸塚中3年 90点
Oさん 戸塚中2年 90点
Oさん 戸塚中2年 90点
Iくん 戸塚中2年 90点
Kさん 戸塚中3年 88点
Kくん 戸塚中2年 88点
Oさん 戸塚中1年 87点
Oさん 戸塚中3年 86点

理科
Yさん 戸塚中3年 99点
Sさん 戸塚中3年 97点
Oさん 戸塚中2年 97点
Nくん 戸塚中3年 96点
Fくん 戸塚中3年 94点
Tさん 戸塚中3年 93点
Kさん 戸塚中2年 93点
Kさん 戸塚中3年 92点
Wさん 戸塚中1年 92点
Hさん 戸塚中3年 91点
Oさん 戸塚中1年 91点
Iくん 戸塚中1年 90点
Eさん 戸塚中1年 90点
Aさん 戸塚中1年 89点
Sさん 戸塚中1年 89点
Fさん 戸塚中3年 88点
Sくん 戸塚中2年 87点
Yくん 戸塚中1年 87点
Wくん 戸塚中1年 87点
Oさん 戸塚中3年 86点
Yさん 戸塚中1年 86点
Oさん 戸塚中2年 85点

 毎度の注釈ですが、当塾は戸塚中限定の学習塾で1学年10数名の小規模塾です。塾長が塾生全員に全教科教えています。どの教科もがんばってくれましたが、特に理科はすさまじく塾生の半数以上が上の一覧に登場しました。せっかくですから5教科総合も。同じく得点率85%以上で。

5教科
Sさん 戸塚中3年 472点
Kさん 戸塚中2年 457点
Sさん 戸塚中1年 441点
Oさん 戸塚中1年 440点
Kさん 戸塚中3年 432点
Nくん 戸塚中3年 432点
Fさん 戸塚中3年 430点
Wさん 戸塚中1年 425点

 現在、中1と中3のみ個表が渡されています。中2もそろったらまとめて掲載したいと思います。中1は塾生の5教科平均が370点ちょいでこれは学校の平均点より60点以上上回っていました。この学年、小学生の頃から私に何度もダメ出しをされておりいまだに数学ではいろいろと言われていますが、思った以上に頑張っているようです。しかし安心するといつ学校の平均以下になるか分からない学年です。これからもやや厳しめにいきたいと思います。

 中3の塾生平均はもう少しで400点というこの時期としてはかなりの高得点でした。これは学校の平均点と比べて70点以上上回っています。国語と社会と理科の塾生平均が80点を超えていました。中3としては異例の得点です。理科に至ってはもう少しで90点です。

 今回の中間テスト、塾生の得点は中1も中2も中3も理科が一番高くいずれの学年も平均80点を超えていました。もちろん学校の平均がこんなに高いわけではありません。そういえば先週戻ってきた北辰テストの塾内平均も理科が一番高く、最近理科の調子がいいようです。ちなみに先日戻ってきた北辰テスト(第5回)の理科の塾内最高点は98点で偏差値74を超えていました。塾に来る資料集には男女別にデータが載っていましたが、この生徒は理科の県内順位で11位でした。すごい! ただ中3は上の表にもあるように塾生の半数以上が中間テストで90点を超えており塾生みんなが頑張っていることが分かります。

塾はまだまだ増える?

 ずいぶん前に、この地域(戸塚中の校区内)には40くらい塾があると書きました。全国的に見れば、そんなにあるわけがないと思われるかもしれませんが、これがあるのです。実際にチラシとかホームページで調べたのですから。ただ、学校が自由選択制だったころの話なので厳密に現在の校区となると若干変わるかもしれませんが、それでも40近くあることに変わりはないでしょう。

 で、数年たってどうなったかというと、地域に塾がいくつあるのか誰にも分からないくらいになっていると思います。感覚的にはさらに増えている気がします。特に駅周辺は新しい建物がどんどん増えていてその中の1テナントとして塾が入っているようです。5~6年前の時点でもうほとんどの塾が東川口にも教室を出していると思っていましたが、まだまだでした。

 ただ埼玉県に拠点を置く塾はすでに東川口には揃っていて、最近は東京や神奈川の塾がはるばる川口、東川口に教室をオープンしているようです。要は地元にはもう教室がいっぱいだから埼玉にも、ということでしょうか。それだけ教室を増やすとさぞ立派な合格実績を宣伝できそうですね。

 30年くらい前は南浦和が塾の激戦区として有名でしたが、ここは京浜東北線と武蔵野線が交差する立地面もあり塾が集まっていました。いま東川口に塾が集まる理由はよく分かりません。

 前の塾にいたときは、塾長から他の塾の動向をチェックするように言われました。今の塾を始めたときも当初は気になったものですが、今ではまったくと言っていいほど気にしなくなりました。ああ今年も塾ができたんですね、くらいの認識です。目の前にできたらさすがに意識するでしょうが、今のところその気配はなさそうです。

 ちなみに多くの塾が駅周辺に塾を開く理由をご存じでしょうか。駅周辺だと便利だと思えますが、通う生徒にとってはそうとも言えません。特に週末の夜など酔っ払いやにぎやかな若者がたむろし、治安面ではむしろ逆効果です。昔と違って今は電車を使って塾に通うということも埼玉では少ないと思います。

 なのになぜ駅周辺に塾を開くかというと、それは講師募集のためです。当たり前ですが塾は生徒だけでは運営できません。特に大手塾では講師不足は深刻で常に求人誌には塾講師の募集が載っています。そのときに時給が同じで、最寄駅から徒歩2分という塾と、最寄駅から徒歩20分だとどちらに応募が集まるでしょうか。駅近くに塾を開くのは生徒のためというよりもむしろ講師のためです。ちなみに私は初めて塾でバイトをしたとき、駅から徒歩15分というかなり駅から離れたところを選びました。なかにはそういう変わり者もいますが、普通は駅に近い方がいいでしょうね。

 うちの塾は今年21年目で、東川口界隈では相当古い方になりました。ただ他の塾の先生からは完全にスルーされていると思います。規模も小さいし駅から離れていてどこにあるかも分からないからです。それでも今まで高校入試を見てきた戸塚中生は200人以上で、地元ではそこそこ知られているのではないかと思います(願望を込めて) 

 一般的に塾講師というのは学校の先生以上にコロコロ変わります。それをどう捉えるかは人によって違うと思います。うちの塾では、5年生から中学3年生まで5年間ずっと私が教えます。誰が教えるのか分かっているという点でも安心して通わせていただいているのではないかと勝手に思うことにしています。うちの塾生は在籍期間が長いという特徴もあります。現に今年の中3も全員すでに1年以上塾に通っており、去年の中3もその前の中3も半数以上が小学校からの在籍です。教室の広さの関係で、また私が一人で見られる範囲ということで1学年何十人もというわけにはいきません。1学年10数人に限定されますが、これからも知る人ぞ知る塾という存在であり続けたいと思います。

今日から3連休

 今日から3連休です。が、テスト前のうちの塾にとっては連休と書いて「べんきょうするひ」と読みます。朝からは体力的にきついので正午過ぎから若い順に中1・中2・中3と塾に集まってテスト勉強です。私にとっては三日続けて30時間ほどになるでしょうか。手狭な教室に全学年はいるのは不可能なため学年別にしています。

 固定の時間割が存在しないうちの塾としてはテスト前の教科も臨機応変に決定します。今日の中1はテスト前用のテキストを4冊配って、それを使い数学の文字式の計算と英語の文法問題に取り組みました。ラスト1時間はフリーということで各自用意した教科を勉強します。私は5教科なんでも教えているので質問も全教科OKです。

 続いて中2は同じくテスト前用のワークを5冊配りました。理科の化学変化と質量の問題、地理は地形の問題などに取り組み同じくラスト1時間はフリーの時間にしました。中2の社会は去年の中2と今年では教科書が変わっており、出版社は同じなのですが表記が変わったりしてなかなか面倒です。今回の範囲でも、造山帯という従来なじみのあった言葉が消えて変動帯に変わっており、また暖流と寒流のぶつかる地点も従来の潮目から潮境に変わりました。

 新しく習う生徒は去年までの内容など知らないでしょうから特に問題はないと思いますが、教える方は若干戸惑うこともありますし、テキストも古いものだと言葉が違ったりします。生徒もお兄さんお姉さんの問題集を使うと答えが違うこともあるので要注意です。うちの塾は普段から社会も学習しているのですぐに気づいていますが、テスト前しか社会を学習しない塾も多いと思います。なかなか困ったことになっているかもしれません。

 最後は中3。こちらもテスト前用にワークを5冊配りました。社会は歴史に加えて公民も配りました。公民のワークはフルカラーでなぜか塾生たちのやる気が上がっていました(笑)まだこちらからの指示する割合の高い中1・中2に比べて中3はある程度自分で勉強できるようになっています。が、最初は説明が必要な数学を全員学習しました。二次方程式の計算と利用です。定番問題は解けてもやや難しくなると苦労しているようです。数学は1問1問に頭を使うから、理科や社会のように即答できる問題とはまた違いますね。中間テストに出る出ないにかかわらず今後の北辰や入試を考えたらきちんと取り組んだ方がいい内容です。

 ということで無事3連休の初日が終了しました。明日も正午過ぎから全塾生が勉強することになっています。

あと1週間

 中間テストまであと1週間となりました。このあと3連休があるのでテスト前に学校で勉強する日は実質あと2日です。学年によってはまだテスト範囲が終わっていない教科もあり、ギリギリ終わるのかはたまたテスト範囲が狭くなるのか、塾生からの情報待ちです。こちらとしてはテスト範囲すべて出題されるものとして対応していますが、減ることも若干考慮はしています。

 学校はあと二日と書きましたが、今月の予定表を見ると今日も含めてテスト初日までに全学年あと6回塾に来ることになっています。これだけくればある程度はカバーできます。中1は今日から5日連続。中3は明日から6日連続となっています。

 うちの塾は学年によって塾に来る日は決まっていますが、テスト前は可能な限り通塾日を増やします。小学生の時間を変更したり土日祝日を利用します。今月の予定表によると中3が塾に来る日数は17日もありました。10月、学校に行く日は20日間ですから、あまり差がありませんね。もちろんテスト対策などで塾に来る日が増えても費用(月謝)は変わりません。それは入試前などでも同じです。

 今月中3が塾に来る日は17日間と書きましたが、それだけで約50時間です。希望者とか選択制にすると個人差が出るでしょうから、全員を対象にしています。まあ今月はやや多くなりましたが月によっては祝日などで少なくなる時もあります。そのあたり、多くても少なくてもその都度月謝等の清算はしないことにしています。

 創立以来分かりやすい費用体系を掲げています。塾の費用というと月謝以外にもいろいろとかかるイメージがありますが、当塾ではそういう煩わしさを一切排除しています。

 今後説明、演習に時間をかけたいのは中1では理科、中2も理科、中3は社会でしょうか。あとは全学年の数学です。中1の理科は範囲は広くありませんが、それだけ細かい内容が出そう。中2の理科は1分野・2分野と分けられて迷走中です。今回中2の範囲で天気が入っていますが、例年ですと天気は中2の学年末もしくは終わり切らなくて中3の1学期中間の範囲です。

 中2のこの時期に天気が範囲に入るのは塾を始めて21年目にしておそらく初めてのことです。(記憶にないだけであったかもしれませんが) 今の中3も中1も教科書通りに進んでいますが、なぜか中2だけは2つの分野に分けての授業。まあうちの塾は全員戸塚中生なので別に困ることはありませんが、他の塾では非常に困ったことになっていると思います。塾内で中2の理科はテスト範囲がバラバラになっていることでしょう。ただ来年は北辰や校長会があるので、できれば元に戻してほしいと思う今日この頃です。

 中3の社会は歴史(戦後)と公民の初期です。公民は北辰や入試にほぼ出ることがないところで、たいして重要な語句もありません。範囲は広いけど重要な単元は少ないという中1とは逆の意味で大変な単元です。公民の本番は次回からです。とはいえ中3にとっては次回が内申に関係するテストとしては実質最後です。

 何度か書いていますが、私は別に定期テストが目的で授業を行っているわけではありません。中3の北辰や高校入試を見据えて普段の授業もテスト対策も行っています。したがって、必然的に理科と社会と数学の時間が多くなります。なぜならこの3教科が入試につながる割合が高いからです。テスト前に勉強したことが定期テストに出ようと出まいとそこまで重要視はしていないのです。目的はもっと先にありますから。したがって定期テストだけに向けてヤマをはるようなこともしません。入試を考えたうえではたいして意味のないことです。何が出題されてもいいようにまんべんなく学習させています。

 ということであと1週間塾生の様子を見ながらテスト対策を続けていきたいと思います。

中1中間は理科が心配

 今日は火曜日で中1の授業がありました。夕方は小学生の授業がないのでその間に中学生に必要な教材などを作成します。パソコンで作成していますが、まだ数年しか経っていないはずですが最近やたらとパソコンが重くなってきました。パソコンがないと仕事にならないのでなんとかあと1年くらいは頑張って動いてほしいものです。

 中1の範囲は国語と英語は別にすると、数学は塾ではすでに終了しています。学校はまだのようですが、ひょっとしたら終わりきれずに範囲が狭くなるかも知れません。何回か書いていますが、うちの塾生(中1)は結果だけ見ると学校の平均を超えていますが、小学生の時から見ていて、また毎週見ていてお世辞にも数学が得意な集団とは言えません。得意でないなら何度も練習を繰り返すしかありません。1学期に平均を超えていたのも何度も練習したからです。今回も毎回毎回かなりの量の方程式の練習をしています。塾生の平均としては何とか学校の平均を超えてくれるくらいは練習してきたつもりです。

 それでも少し難しい問題になるとやはり手こずる生徒が多いようです。説明したその時には分かっても2~3日すれば忘れてしまうようではいけません。 

 こういう問題の正解率がまだまだ低いです。ワークとかには基本的な問題は載っていますが上のような問題は載っていても数が少ないので私がパソコンで作ったり、時間がないときはその場でホワイトボードに手書きをしたりしています。

 こういう問題を書いていると塾生から「よくそんなにすらすら問題が思いつきますね」とか言われますが、数学を教えている人ならばみんなできるはずです。私の場合は数学だけでなく、英語とか理科とかの例題も即興で作っているからそういう感想が出るのかも知れません。連立方程式や一次関数のa,bの値で塾生の誕生日が答えになるように設定することなどもあります。 私からは言わないで、数問解いていくうちに塾生が気づいて、おーーすごい! となるのです(笑)こういうのも予め用意するのではなくその場で考えています。もちろん塾生が解けないと話にならないので、ちゃんと解けることを確認してから出題します。

 さて、数学は何度も練習して範囲も終わっていますが心配なのは理科です。今回の範囲は物質の中盤の密度あたりから。気体の性質とか状態変化です。範囲は狭いのですが狭いということは、それだけ細かい問題が出るということです。しかもまだ学校では範囲が終わっていないようなので、さらに心配です。ということで社会に続いて急遽理科の秘密兵器も作成し今日渡しました。できるだけたくさん覚えて欲しいと思います。

 社会についてはアジア・ヨーロッパ・アフリカが範囲です。まあまあ広いですね。ただ地理はまだ南北アメリカとオセアニアが残っていて、これらは期末の範囲になるのでしょうか。ココで一つ問題があって、この学年まだ歴史は1ページも学習していないのです。1年生の歴史は人類の祖先とか四大文明あたりの古いところから、縄文・弥生・古墳・飛鳥・奈良・平安・鎌倉・室町・安土桃山 くらいまであります。まさかこれ全部が学年末の範囲になるとは思えませんが、1年生のうちに終わるのはほぼ無理でしょうね。まあ何度も書いているようにうちの塾生は理科と社会を得意にしている生徒が多く、それは学年が変わっても毎年の伝統となっています。この学年(23期生)の皆さんも同じように理科や社会で困らないように教えているつもりです。