三者面談スタート

 今日から中学3年生対象の三者面談がスタートしました。今年度二回目となります。当塾では中学1年生・2年生・3年生は春に、3年生はさらに夏と秋にも全塾生を対象に三者面談を実施しています。今年は修学旅行や部活の大会(学総)も無事実施されました。このあと県大会に進む生徒もいますし、文化部の生徒もいるのでまだまだ部活が終了したわけではありません。

 1か月ほど前に高校受験案内を中3生全員に塾からプレゼントしました。

高校選びの参考にしてほしいと思います。面談では夏期講習のこと、偏差値のこと、私立の個別相談のことなどなどを話していく予定です。もちろん集団ではなく個別に面談を行うわけですから、話す内容は生徒によってちがいます。

非通知は出ないよ

 うちの塾にももちろん電話はありこのHPにもどこかに電話番号が書いてあると思います。ただ塾生のご家庭からかかってくることはまずありません。年に1回あるかどうか。欠席の連絡、忘れ物その他の連絡すべてLINEでお願いしています。その方が授業中にかかってくることもないし、午前中だろうと前日だろうと大丈夫ですから。となると電話がかかってくるのは、新規のお問い合わせの方、営業電話のほぼ二択になります。

 以前はあまりにも営業電話が多かったので、電話帳から名前を削除してもらいました。おかげで営業電話は減りましたし、どこのだれだか知らない人に勝手にネットの塾案内のようなものにも登録されずにすんでいます。東川口、塾とかで検索してもうちの塾がほとんどでてこないのはそのためです。

 今電話会社にはナンバーディスプレイだけオプションとしてつけています。以前は転送もしていましたが、塾生宅からはLINEが主流になったこともあり非通知や営業電話を転送してもしょうがないのでこれはやめました。

048で始まる番号はほぼ新規の問い合わせです。
090とか080とか携帯番号の場合は新規の問い合わせ、営業電話、その他が考えられます。その他というのは宅配便からの確認とか教材会社さんからの電話とか。

非通知は基本的に出ません。なぜなら出てもすぐ切られるのが経験上分かっているからです。これは十中八九詐欺電話だときめつけています。おそらく詐欺グループのマニュアルに若い男(若いとは推定20代~50代くらい)なら切るように、とかあるのでしょう。塾にかけるには明らかに適当でない時間帯(日曜午前とか)に非通知が来るのもその証拠です。

 ということで、非通知に出ても私のストレスが溜まって血圧が上がるだけなので一切無視しています。営業電話でも番号通知なら構いません。それは先方も仕事でしょうから、丁重にお断りしておしまいです。

 そういえば塾の固定電話、かかってくることも少ないですが、かけることもめっきり減りました。先ほど書いたように塾生宅との連絡は100%LINEになりましたのでメールすら使わなくなり、一般的な塾のように体験に来た生徒に営業の電話をかけることもしませんし、よく考えたら塾からかけることは月に1回あるかどうかです。教材会社の中にはネットで注文するところもあれば、電話で注文するところもありそのときくらいですね。FAXにいたっては半年に1回あるかどうかというところです。

 

テストの見直しは出題者も

 期末テストが終わり今日は中2の授業でした。問題を見せてもらい少々説明を行いました。このブログでも何度か書いていますが私が定期テストで重視しているのは数学と理科と社会です。テスト前の時間もこの3教科に集中しています。理由はこの3教科の勉強は定期テストにとどまらず、後々の北辰テストや入試にもつながっているからです。国語や英語の本文が入試に出ることはありませんが、数学や理科や社会は同じ問題が出る可能性もあるからです。

 さてテストの際必ず見直しをするようにと塾生には話をしています。テスト時間が50分ならせめて40分で終わらせて、あとは見直しの時間にかけるようにと。まだ終わっていない難しい問題に10分かけるよりは、それを捨ててでも見直しをしたほうが結果的に得点が高くなることが多いものです。見直しにもいろいろあって、例えば今回の数学連立方程式などはもう一度解かなくてもできる見直し方法を教えました。ただし通常の計算はやはりもう一度解いた方がいいでしょう。

 見直しというとテストを受ける人が行うものだというのが一般的ですが、私はテストを作る側にもしっかりと見直しをしてほしいと思います。なぜなら毎回毎回テストの内容に不備があるからです。以前、定期テストは学校の先生が作るものだから不備があるのはある程度想定内と書きましたがもちろんないにこしたことはありません。今回も今日中2の問題(数学・理科・社会)をチラッと見ただけであっちにもこっちにもおかしい点がありました。テスト中に特に訂正はなかったそうですから作った先生も気づいていないのでしょう。

 なぜ問題に不備があるのかというと、おそらく問題を作成したら何のチェックもなく印刷しているからだと思います。学校には同じ教科の先生が他にもいるはずで、印刷前に別の先生に解いてもらえば多少なりともおかしい点は発見できるはずです。先生が忙しいのは百も承知ですが中学生の担当教科の問題なら20~30分もあれば解けるはずです。少なくとも部活よりは優先順位は上にしていいと思います。

 

6年生小テスト

 戸塚中の期末テストは昨日・今日で終了しました。とりあえずお疲れ様、というところですが時間割上中1は今日も授業があります。今日は軽く期末テストの解説をしてもう先に進んでいます。10月13日(木)実施予定の中間テストまであと約100日です。各学年ともしばらくは学校の授業に合わせる必要もないので塾のペースで進んでいきます。一番心配しているのは英語です。鳴り物入りで始まったラウンドシステムについてはいまだに懐疑的な私は塾生にはしっかりと英語の力をつけてほしいので、時間があるときに文法や語彙力・長文読解の演習に取り組みます。

 夕方は6年生の授業でした。去年の今ごろは4名しかいなかったこの学年も倍増しました。それでも5学年の中では一番人数が少ないのですが、人数が何人であろうと私のやることに変わりはありません。中学に行って困らないように学力をつけさせたいと思います。今日は第3回の小テストを行いました。6年生は英語の小テストを行っています。文章5問と単語10個というシンプルなものですが、このシンプルなテストにむけて家でしっかりと覚えてくるということを繰り返していくうちに徐々に英語の力がついていきます。

 満点は画像のとおり3人です。3人とも小学生にしては字が丁寧でよろしいです! もちろん6年生の内容ですからまだまだ簡単ですが、はたして満点とれる6年生が何人いるかと言ったらそんなにいないと思います。なぜなら今の学校の授業は小学校も中学校もほとんど書かないからです。分かっているつもりでも書けない、ということが往々にして起こります。うちの小学生の英語はとにかく書いてもらいます。授業中の板書はもちろん本文の練習用にプリントを作成し、宿題でも書いて、小テストの練習もまた書いて。手抜きをすればいくらでもできますが、中学でひどい点数をとることになるでしょう。不真面目でやる気のない生徒はうちの塾は苦痛なだけです。幸いなことにここ数年はうちの塾に来る生徒はまじめで勉強に対して前向きな生徒が多く、私も授業がやりやすくて助かっています。6年生の1学期の授業はあと2回なのでとりあえずキリのいいところ( I am You are の文章いろいろ)まで終わらせて、2学期はisの文章から一般動詞に進めたいと思います。小学生のうちはとにかく文法オンリーです。それは高校入試を考えているからです。

テスト前土日

 定期テスト間の土日祝は毎回時間割が決まっています。一度に塾生全員が入るのは物理的に不可能なため、正午過ぎから中1⇒中2⇒中3と入れ替わりでテスト勉強を行います。今回も昨日の土曜日、今日の日曜日とあわせて20時間くらい塾生の勉強につきあいました。テスト範囲の内容はほとんど終わっているため、復習が中心になります。昨日も今日も1学年当たり3時間取っていますが、最後の3時間目はどの学年もフリーということにしました。

 フリーというのは当塾の専門用語で何を勉強してもいいということです。質問があったら受け付けます。塾生たちは通常のワークの他にも別にテスト対策用のワークを持たせています。他にも学校のワークやプリントや塾で作った教材を合わせると勉強するものはいくらでもあります。現に今日の中1の時間、私の目の前に座っている生徒3人は、社会・数学・国語など教科はバラバラでした。私は全教科教えているので質問はなんでもOKです。

 1対1の個別指導ではないので1から10まで手取り足取り教えているわけではありません。ある程度は自分で学習する習慣をつけてもらうため中1からフリーの時間を設けています。これでうるさくなるようでしたら直ちに廃止しますが、ここ数年の塾生はみなさんまじめな生徒が多く勉強もはかどっているようです。普段の授業では全員同じ教科で私がいろいろと指示を出して学習をしますが、テスト前はいろいろと変則になります。これもうちの塾の特徴と言えるでしょう。

夏期講習のご案内

 テスト前でばたばたしていますが、夏期講習のご案内です。塾生にはすでに概要は示しております。のちほど時間割等はお渡しします。夏期講習といっても中1と中2は曜日も時間も通常授業と同じです。よって内部生は費用も通常通りです。新しく当塾で勉強したい人のために便宜的に夏期講習という区切りを設けているだけです。ただ、中1は現在満席です。中2の皆さんで、当塾で勉強したいという人がいらしたらご連絡をお待ちしております。

 また中3は完全に夏期講習として授業を行います。開始は7月25日(月)です。午後2時30分~午後6時30分で、月・火・水・金・土です。25日間で全部参加すると100時間になります。部活で遅れる生徒や丸々1日参加できない生徒がいることを考慮して少し多めに設定しています。逆に言うと全部参加できる生徒にとってはかなりの勉強時間になります。内容はすべて中1からの復習です。基本的に公立向けですが私立ももちろん対応しています。外部生向けの残席はあと3~4名程度です。原則として先着順で受け付けています。夏期講習のご案内はメニューのお知らせ⇒夏期講習をご覧いただくか、こちらからお願いします。

 チラシにはっきりと料金を書いてある塾は少ないのですが、当塾の中3の費用は同じくらいの時間受講した場合おそらく一般的な塾の半分から3分の1くらいだと思います。もちろん費用がすべてではありませんが、うちの塾は20年間ずっとこの時間とこの費用で続けています。なお、今回も夏期講習について新聞広告をはじめ宣伝は一切しておりません。ご案内はこのHPだけです。塾生や保護者の方のご紹介があった方、またはこのHPをご覧になった方を優先して受け付けたいと思います。

※しばらくこの記事をTOP記事に固定します。タイトル横にその印(ピン留めマーク)がついています。

あと1週間

 1学期期末テストまであと1週間となりました。うちの塾は戸塚中限定なので、このブログで期末テストといえば自動的に戸塚中のテストのことを指します。入試や模試と違い、定期テストは学校によって日程も範囲もちがいます。よって1つの塾に複数の学校の生徒が在籍していると、1対1の個別でもない限りすべての生徒に合わせるのが困難になります。そのあたりの事情もあって当塾は中学を限定しています。戸塚中の校区には40くらい塾がありますが中学を限定している塾はほとんどないと思います。うちの塾生にとっては当たり前で気づいていないかもしれませんが、普段の授業はもちろん定期テストや学校行事を考えたら中学を限定していることのメリットはかなり大きいです。

 今日で1週間前ということで本来なら部活もすべて中止のはずですが、部活の大会の都合などで塾生もまだまだ部活がある生徒も多いようです。それでもできるだけ授業の予定を組みたいと思います。テストまでの1週間で中1も中2も中3も今日を含めてあと6回ずつ来ることになっています。これは全員なので、希望者はさらに自習に来ることも可能です。この期間は塾の授業は先に進めないでテスト範囲の勉強になります。基本的にテスト範囲の内容は塾では学習済みでこれからは復習がメインになります。

 ちなみに多くの塾で実施している外部生向けのテスト対策講座、うちの塾では行っていません。理由は私にとって今実際に塾に来ている生徒の方が大切だからです。それに何週間も前から塾で勉強している生徒と、直前に数回来て勉強する生徒が同じ理解度であるとも思えません。入塾を前提とした見学なら受け付けていますが、こちらからテスト対策講座を設けることはないと思います。あしからずご了承ください。そのかわり塾生に対するフォローはかなり厚いものがあることは申し上げておきます。

5年生&2年生

 今日は水曜日で小学5年生と中学2年生の授業の日でした。5年生はスタートして2ヶ月がたちもう皆さんだいぶ慣れてきたようですね。当初は休み時間もおとなしかった塾生たちも、最近は違う小学校どうしの生徒でも積極的に話をしているようです。うちの塾は中学は戸塚中に限定していますが、小学生は戸塚中に進学する生徒ということで、3~4校の小学生が通っています。

 5年生の授業は算数のみです。宿題として算数以外に国語の語句問題、それに漢字テストを開始しました。今日は3回目です。漢検で言うと6級つまり5年生終了程度の漢字の読み書きのテストを行っています。もちろんまだ習っていない漢字もありますが、事前にリストを渡してあるのできちんと勉強していれば満点近く取れるはずです。一応目標は80点ということにしていますが、今日の平均点は65点・・・  ちなみに前回も65点で、まだまだですね。

 夜は中2の授業でした。今週は部活の大会で2年生でも参加している生徒は多く結構疲れているようです。今日も大会の生徒がいましたが全員休まずに出席しました。さすがうちの塾生です。テスト範囲は出ているので塾でも期末の勉強を進めています。相変わらずこの学年は理科がかなり心配です。うちの塾生が、ではなく学校の授業がです。前にも書きましたが、なぜか1分野と2分野に分れて授業を行っており、進度も遅かったり早かったりです。まあ塾ではしっかり学習するので問題はありませんが、のちのち入塾する生徒はちょっと心配です。

 今日は理科・理科・理科と3時間連続で理科の授業を行いました。1分野はほぼ終了していますが、化学反応式のおさらい。2分野はまだ終わっていないので、循環系・呼吸系・消化系いろいろと。あと1週間で仕上げたいと思います。化学反応式は10個くらいしかないので暗記してもいいのですが、あとあとのことを考えるときちんと自分で作れるようになってほしいと思います。

明日はテスト前1週間で部活も休みになるはずですが、まだ大会が続いている生徒は部活優先だそうです。あと、毎年のことですが大会の時期がずれている陸上部と水泳部はなんとテスト前日が大会ということです。もう少し考えて日程を決めてくれたらと思う今日この頃です。

中間テスト返却状況5

 今日は中1の授業がありました。中1も個表が返されたようなので早速5教科の順位を書いてもらいました。それぞれにとって初の定期テストの順位です。どのような感想をもったでしょうか。まあ最初ですからこれでただちにどうのこうのということはありませんが、大切なことは自分の成績に関心を持つことです。まずまずよかったと思うのも結構、どうもイマイチだったと思うのも結構。何も感想を持たないことが一番まずいと思います。

 ということで中間テストの結果を簡単にまとめておきます。
見づらい場合は画面を横にお願いします。

まずは中学1年生
A…塾生平均  B…学年平均 です。

    A   B  A-B
国語  87.5  80.4 +7.1
数学  87.2  75.5 +11.7
英語  85.8  76.4 +9.4
社会  90.2  78.7 +11.5
理科  88.1  66.6 +21.5
5科  438.8 377.1 +61.7

 正直言うと私の想像をかなり上回る成績でした。この学年は5~6年生の頃に私から結構ダメ出しを受けていて特に算数では初歩的な計算ができない生徒が多く、あとあと心配していたのですが、結果を見てみると塾生の平均が学年平均を10点以上超えていてこれは嬉しい誤算です。ただ戸塚中自体の学力がまだ分からないので安心はできません。中1は全体的にお調子者が多くて、ちょっと油断していると次に一気に下がる可能性もあります。そうならないように私の方からも気をつけたいと思います。

 それにしても理科の得点が見間違いではないかといいくらい素晴らしいです。1人だけ21点超えではなく、塾生の平均として学校の平均を21点上回っているのですから。グラフを見せてもらうと1学年の人数は250人くらいで、理科で90点以上は学年で50数名でした。先日書いたようにうちの中1塾生で90点以上は10名です。つまり理科の上位50数名の中にうちの塾生が10名いるということでこれはなかなかすごいことです。早い話がうちの塾生の半数以上の生徒がこれに該当するということです。

 得点だけなら一番高かった社会ですが学校の平均点も高くて差で比較すると理科ほどではありませんでしたが、こちらもたいしたものです。テスト前に時間をかけた数学と理科と社会の点数がそのまま結果にも表れるという非常に分かりやすい結果になりました。あとは国語と英語ですが、これは前にも書いたように塾で対策というよりも学校の授業やプリント・ワークを中心に頑張って欲しいと思います。

 続いて2年生。

    A   B  A-B
国語  72.5  68.5 +4.0
数学  74.7  61.1 +13.6
英語  82.5  74.7 +7.8
社会  71.2  56.4 +14.8
理科  79.5  65.9 +13.6
5科  380.3 322.5 +57.8

 前にこの学年は国語・英語・数学がやや心配と書きましたが、数学はかなり頑張りましたね。英語と国語もいつもよりは良い結果になりました。理科と社会がいいのはいつものことなので省略します。やはり1年生同様塾で時間をかけている数学と理科と社会がそのまま結果にもつながりました。いくら時間をかけても結果に表れないと悲しいのですが、その点塾生たちはしっかり取り組んでくれているようです。ちなみにこの学年は5科総合で学年1桁順位が2人いました。頑張りましたね。

 最後に3年生。

    A   B  A-B
国語  79.1  70.3 +8.8
数学  68.2  57.0 +11.2
英語  77.5  67.6 +9.9
社会  91.1  72.5 +18.6
理科  73.7  61.7 +12.0
5科  389.5 324.2 +65.3

 やはり数学と理科と社会が目立っています。ただ国語と英語も悪くはなく、5教科の得点での学校との比較で言うと3学年で一番良いのがこの学年となりました。普通、塾の平均というのは1年生が一番高いのが一般的です。なぜなら1年生は塾に行っている生徒の割合が3年生ほどではない分、塾に行っている生徒の方が有利だからです。そう考えると当塾の3年生は大変優秀だと思います。

 それにしてもいくら学校の平均も高いとはいえ(72.5点)塾生の平均点が91.1というのは驚異的です。1年生の英語ならまだ分かりますが学習内容も増えた3年生でこの平均点はなかなか見られないものです。社会は覚える内容が多い分、短期間の勉強で何とかなるものではありません。また数学のようにその場で考えて何とかなるものでもありません。日頃の地道な努力がものを言う科目です。つまりうちの塾生には真面目に日頃から勉強する習慣が身についている生徒が多いということです。さすがに何年も通っているうちに知らず知らずのうちにそうなっているのでしょうか。

 うちの塾生は毎年理科と社会を得点源にしていて、それは今年も同じことが言えそうです。

連立方程式に注意

 今日は土曜日で中2の授業がありました。数学と社会です。数学は連立方程式の解き方を少しずつ進めています。連立方程式は大きく分ければ、加減法と代入法の2通りですが、2通り教えただけで解けるなら苦労はしません。実際には出題形式によって様々な解き方を覚える必要があります。私は連立方程式の解き方は10パターンくらいに細分化して教えています。ほぼ計算オンリーなのですがとにかくミスが多い単元です。数学が得意な生徒ばかりならいいのですが、そうではありません。できるだけ間違いを減らす方法を毎日教えています。

 あとは正確に解けても時間がかかってはいけません。毎年2年生の1学期期末では時間が足りなくて終わらなかったと言う話を聞きます。要は連立方程式を解くのに時間がかかりすぎるのです。目標は1問1分です。これは平均での話で簡単な問題は30秒くらいで、難しい問題は3分くらいで解くようにしないとおそらく時間内に終わらないでしょう。前もって分かっていることなので、塾ではそのあたりの話もしています。ただ解けるだけではなく、時間も考えて解くようにと。ちなみに塾長は連立方程式の簡単な問題なら3秒で解けます。

 2時間目と3時間目は社会の学習を行いました。江戸時代です。どうやら地理は放置してしばらくは歴史を進めることになりそうです。今の3年生と2年生では使っている歴史の教科書も違っていて、例えば禁中並公家諸法度が中3の教科書。禁中並公家中諸法度が中2の教科書です。ちょっとめんどくさいですね・・・ 用語が変わったらそれを覚えればいいのですが、一つ注意しなければならないことがあります。 それはお兄さんお姉さん知り合いの問題集などを使う場合、今と昔では用語が違う場合があるということです。できれば新しめの問題集の方がいいと思います。私が中学の時に習った用語など、今の教科書ではかなり別の言葉に変わっています。