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うちの塾は小さいわりに結構な量のテキストを注文するため、いろいろな教材会社の方が営業に見えられます。来年度は中学生の教科書改訂にあたるためテキストの中身も若干かわりそうです。そろそろ新しいテキストを注文する時期になりました。
今年度の中学生はメインのテキストとして1年間塾で使うものをとり、追加で定期テスト用に学習するものもとりました。メインのテキストはすべて同じ会社のものにそろえていましたが、来年度はメインのテキストも少し変更しようと考えています。
いろいろとカタログを見たり教材の展示会に出向いたりしていますが、見れば見るほどどのテキストも使いたくなります。いつの間にか塾のテキストも結構値上がりしていて、うちの塾で使っているのは1冊あたり1500円から2000円くらいします。中学生はそれを全員10冊以上渡しています。中3はそれ以外にも夏期講習、冬期講習専用のテキストをとり、さらには入試対策用にも注文しています。
来年度は、塾で使う通年用として数学と理科はA社。社会はB社。英語はC社のものを使用する予定です。さらにテスト対策用として国語と理科はD社、数学はC社、社会と英語はE社のものを使用。つまり5社のテキストを教科ごとにわけて使うことになります。これは展示会や見本を実際に見てみて、塾生にとって使いやすそうなものを選んだ結果です。よってテキストを注文するときも、いろいろな教材会社さんにお願いすることになります。
私の場合、使用するテキストの基準は数学は私がほとんど説明して板書もするのでテキストには解説よりも問題が多いものを選びます。逆に理科や社会は図はグラフが多く使ってあるものを選びます。解説もある程度必要ですが、説明説明説明からの問題よりも、説明問題説明問題説明問題 というように小刻みに説明と問題が繰り返されているものを選んでいます。英語はとにかく文法です。テキストにもいろいろとこだわりがあるので、教科によって違うテキストを使うことになりそうです。もちろんすべて戸塚中で使用している教科書準拠ですのでご安心ください。
うちの塾は中学生がメインで小学生は勉強の意識付けという位置づけになっています。よって小学生は週1回の授業なのですが、ただ来て帰るだけだとなかなか学習習慣も定着しないでしょうから、宿題と小テストを実施しています。
ただ小テストに時間をかけすぎると授業時間が削られるので5分から10分程度で終わる量にしています。5年生は今まで算数の計算をメインに行ってきました。6年生になると英語が始まるので、その準備段階として今日から英単語テストを始めました。まずは単語から日本語です。学校の英語の授業は会話中心で読み、書き、文法はほとんど扱わないため、学校で習っているから大丈夫だろうと考えるとさっぱり書けないということが毎年あります。両面に印刷し、算数と英語同時に行いました。
学校のカラーテストは習った単元をすぐにおさらいするため平均は90点前後となります。よって塾でははるか昔の内容、場合によっては前の学年の計算などを問題にいれています。計算は整数小数分数四則色々混ぜて、それだけでなく文章題も少々。
画像の生徒、算数は見事満点ですね! 英語は満点かと思いきや、birdの鳥が何やら怪しい漢字になっているので不正解です。自分で丸付けするとこのあたりが甘くなるのですべて回収して採点して返しています。特に中学生などはどういった問題が間違いやすいのかを私が把握したいので回収して採点しています。今後5年生の英語のテストはしばらくは単語を日本語にする形式から、逆になり6年生になったら英文を書く形式に変わっていきます。
ちなみに、算数はすべてその場で考えてもらいますが英語は前もって課題(出題リスト)を渡しています。それは上の学年も同じです。
1月から中3を対象に通常の授業とは別に数学演習を行っています。おもに選択問題を採用している高校を受験する塾生が対象ですが、選択問題でなくても勉強したい生徒は参加可能としています。初回は1月8日(水)で基本的に毎週水曜日の夕方に2時間ずつ行います。全部で6~7回の予定です。授業とは別ですが費用は不要です。塾の費用というと月謝以外にいろいろとかかるというのが定説となっていますが、うちの塾の費用は年1回の教材費と、月謝と中3の講習費(夏、冬)以外は一切かかりません。
選択問題を解くには通常の授業では扱わないような特殊な訓練が必要です。自作のプリントで大問1用に問題を渡していますが、さらにこの演習授業では解説も行っていこうと考えています。
例えば初回授業で説明した問題の一部。問題も解説も手書きです。
この問題に限れば簡単に解ける方法もありますが、分母に項が複数ある時の有理化という高校で習いそうな知識が必要です。
このように選択問題は暗算で答えが出るような問題はほぼありません。よって計算力はもちろんですが、いろいろな形式の問題に慣れることや、初見の問題に対応できる力をつける必要があるのです。
今年はどの学年も数学の力をつけさせることを結構意識しています。例年ですと、理科と社会で稼ぎまくるというパターンでしたが、今年はそれに数学を加えようという作戦です。
中学3年生の冬期講習もまもなく終了します。講習用のテキストは各自2種類用意しているため、教科によっては2種類目に入ったものもあれば数学など時間がかかるものはまだ1種類目のテキストを使用しています。いずれにしても3学期も引き続きこの冬期講習用のテキストを使用して問題演習に取り組みます。そしていよいよあと1ヶ月を切ったころからは埼玉県の公立入試を意識したテスト形式の教材を使います。これもまた塾生全員に渡します。1年間で何十冊渡したか分からないくらい塾生にはテキストを渡しました。
また今日はテキストとは別に3年生にはおまもりを渡しました。本当は1月の初日(4日)に渡したかったのですが、欠席がいたため全員揃った今日となったわけです。塾を始めた2002年から数えて今年は23回目の高校入試です。毎年この時期にお守りを渡すことにしています。以前は私が太宰府天満宮で人数分まとめて入手していましたが、最近はあらかじめ塾生に希望の色を聞くことにしています。兄弟姉妹で通う生徒が多いため、お守りはもはやサプライズではなくなったからです。今年も結構気に入ってくれたようです。
もう渡ししてしまったのでお守りの画像はありません。
と思ったら3年前の画像が発見されました。今年もこれと同じものです。画像は当時のものですが、今年は男子には黒、女子には桃色が人気だったようです。早速カバンや筆箱につけているようでした。このお守りを見て頑張って勉強したことを思い出してくれたら嬉しいです。
また帰省の帰りは福岡から飛行機で帰ったため、博多駅で塾生におみやげを買ってきました。
こちらは冬休みも頑張っている中学1年生~3年生全員に。
今日から2025年の授業がスタートしました。中3は冬期講習の後半戦です。中1と中2は冬期講習は実施せずに冬休み中も通常の曜日で授業を行っているため今日は中2の授業日となりました。
中3の冬期講習は3年間の総復習として問題を解きまくります。むやみやたらに解くのではなくて公立高校入試に照準を合わせています。
中2は3学期の授業を意識した内容となっています。今日は社会(歴史)と英語を行いました。歴史は江戸時代の後半です。塾生は社会の塾用テキストとして地理と歴史を2冊ずつ計4冊持っています。それを使って説明し問題演習を行います。以前は社会も板書していましたが時間がかかりすぎるため、解説が多めな教材を使用し大事な部分に絞って説明していきます。
教材だけあっても中学生にはどこが重要でどこがそれほど重要でないのか分からないと思います。(全部重要だと思う生徒も結構います)それをこちらで選別して覚えるべきところはしっかり覚えてもらいます。塾生の理科社会の成績がよろしいのはこのあたりの普段の授業が影響しているのだと思います。
歴史の用語の中で蘭学という言葉が出てきました。ここで若干脱線し質問タイム。漢字1文字で表す国名シリーズです。蘭学の蘭はオランダのことですが、次の漢字1文字はどの国を表すでしょうか? 家族の帰省やクラブチームで遅れる生徒がいるためこのとき塾にいた人数である11問を出題してみました。 皆さんもお考え下さい。
① 米 ⑥ 豪
② 加 ⑦ 伊
③ 英 ⑧ 印
④ 仏 ⑨ 独
⑤ 越 ⑩ 墨
⑪ 露
座席順に自信のある番号から答えてもらいました。明治以降の歴史を習うといろいろと出てきますが、この時点では歴史用語としては一つも登場していません。が、ニュースなどで目にすることもあるでしょう。予想通り①③④⑧あたりはすぐに正解し、他のも徐々に正解できましたが、⑤と⑩はその場にいた全員の力をもってしても誰も分かりませんでした。
正解はこちら!
また小テストも再開しています。
気づけば英語の小テストはもう111回もやっているのですね。おそらく6年生からの通算だと思います。
まだ2025年というのに実感がありませんが(令和7年はさらに)、歴史的に言うと治安維持法、普通選挙法が制定されてから100年目にあたります。また2025という数字自体は45の2乗にあたります。45というのは1から9までの自然数の和です。
ということはちょっと式変形すると
2025
=45×45
=(1+2+3+4+5+6+7+8+9)×(1+2+3+4+5+6+7+8+9)
これが何を意味するかというと、かけ算九九の1の段から9の段までの答えすべての和ということになります。つまり九九に出てくる81個の答えの和が2025になるということです。今式変形をしながら気づいてしまいました。
また、勉強とは全く関係ありませんが昭和で言うと昭和100年ですね。このあたりはテレビなどでよく特集しているので目にされた方も多いでしょう。
塾をやっていると年によって途中入塾の多い学年もあれば、ほとんど新規の生徒が入らない学年もあります。新しく入塾する生徒は、定期テストの成績が思わしくない場合もあれば、自力で勉強できるから塾に通わなかったけど2年や3年になって通い始める場合もあります。
テストの結果が思わしくなくて入塾する生徒の場合も、成績はまずまずだったけどさらに勉強したいから入塾する生徒の場合も、数学の成績が伸びる生徒には同じような特徴があります。それは人の話を素直に聞くということです。もちろん算数レベルの計算ができることは大前提ですが、暗記の割合が大きい社会や理科とちがい数学には問題の解き方というのが存在します。図形や関数はもちろん、方程式や計算問題にも途中式の書き方などのルールがあります。これを自力で理解するのは相当大変です。
したがって、うちの塾では数学の授業では必ず途中式の書き方や考え方を板書します。また計算問題では途中式の書き方も細かく指示を出します。これは20年以上教えてきた経験から導き出されるもので、一言で言えば一番間違いの少ない方法を教えているのです。
そのあたりをきちんと聞いて理解しようという意識がある生徒は、まず伸びます。しかし計算で間違いの多い生徒の特徴は、計算が自己流に陥っている生徒です。それは塾で実施している小テストを見れば分かります。その都度、途中式を書き入れたりしますが、それで次回から直してくれる生徒もいれば、そうでない生徒もいます。
2つ前の投稿で中2の数学の小テストの画像を載せましたが、この生徒は入塾前(中1の1学期)は学校の平均よりも30点くらい低い点数でした。が入塾して実施する小テストを見るたびに、私はこの生徒は伸びるだろうと思っていました。いま入塾して1年以上たちますが、この前の期末テストでは学年平均を10点以上超えていました。たった10点と思う方もいるかもしれませんが、模試に換算すると偏差値20くらい上がったのと同じ意味です。
これだけあげるのは自力ではほぼ無理で、入塾していなかったらおそらく今も数学で苦労していたことだろうと思います。なぜ私がこの生徒は伸びるだろうと思ったのかというと、小テストに書いてある途中式が私が教えている通りに書いていたからです。それまで途中式とか意識していなかったと思います。なんとなく感覚で答えていたものがしっかりとした根拠に基づいた解答になっていったわけです。
途中式にこだわるのは理由があります。それは間違えた場合にどこで間違えたのかを把握できるからです。採点する私にも、実際に答えを書いている本人にも言えることです。ところが途中式を書かないと、どこで間違えたのかすら分かりません。これでは同じ問題を100回やっても何の進歩もありません。暗算で解ける小学校の算数とは違い、中学の数学は途中式が重要になってきます。この書き方はすべて塾で教えます。きちんと聞いて解くときに意識している生徒は伸びるし、自己流を続けたらいつまでたっても数学で苦労するというお話です。
私は塾で数学を教えるときにワークとか参考書の途中式はまったく見ません。それは問題集や参考書の途中式は省略してあることが多いから参考にならないのです。つまり中学生が自力で解こうにも途中式が省略されていればどう解いていいのか分からないということが結構な頻度で起こりえます。だから塾で途中式の書き方や解き方を学ぶのです。
塾で私が教える方法をしっかり聞いて問題演習や宿題でその方法を真似てみる。これが数学が伸びる生徒の特徴です。簡単なようでいて意外と難しいのです。
前回は中1、中2の小テストについて書きましたが中3は小テストよりも一歩踏み込んだ内容となっています。すでに2学期の期末テストも終わった今優先すべきは入試への対策です。埼玉県の数学の場合、大問1の小問でどれだけ得点できるか(どれだけ落とさないか)が重要です。ということで通常の宿題とは別に大問1対策用の宿題を出しています。
とはいえ塾で使っている通年用のテキストに大問1だけのページなどありません。入試対策のテキストは別にありますが、これは大問1から大問2,3,4・・・・と対応したもので塾生全員に渡しています。(塾生全員に埼玉県の公立入試用のテキストを10冊ずつ今週渡しました)それとは別に大問1だけに特化した宿題を私がPCで作って渡しています。理科や社会は図やグラフがないと問題が作れないので、これは渡したテキストを解いてもらうことにして、数学の大問1なら私がPCで作ることも可能です。自作なので答えはありませんが、そこはもちろん私が作ります。
埼玉の公立は英語と数学は通常問題と選択問題の2種類があります。うちの塾からも毎年選択問題実施校を受ける生徒がいるので、2パターンの問題を作ります。ちなみに今年度は選択問題実施校に5名合格しました(蕨、和光国際、川口市立)
図の通り、パソコンで作るのは限界があるので証明とか複雑な関数や図形の問題はありません。計算と簡単な図形の問題が中心です。あくまでも大問1対策なのでこれで十分です。これを何パターンも作成します。作成した答えを渡し各自採点してもらい、あとでどのあたりができていないのかを私がチェックします。
問題作成に使用しているソフトは数学ではおなじみのLaTeXです。高校入試くらいでしたらLaTeXで十分です。文字式とか分数とかルートとかエクセルでは表示がいまいちなのでこれは重宝しています。
解答は答えだけでなく、解き方も書いています。上の画像では強引に解いている問題もありますが(それはそれで結構です)、もう少しエレガントな解法を書いて渡しています。特に選択問題の方は暗算では無理な問題ばかりなので、解き方も覚えてもらいます。
この自作プリントは好評なようで、ある塾生によると「こういう問題を解くのは楽しい」そうです。なかなかよろしい心意気ですね。
今日は期末テスト5日前です。昨日と同じで正午過ぎから中1⇒中2⇒中3と入れ代わり立ち代わりで塾生がやってきて勉強していきます。こちらから指示した内容を全員で考える時間もあれば、各自テーマを決めてそれぞれ別の教科に取り組むこともあります。
正午といえば、昼の12時のことをなぜ正午というのか中2に聞いてみました。ちょうど平家物語が範囲に入っていて、その中に酉の刻=午後6時 ごろ というのがあったからです。
正午の午は十二支の午つまり「うま」にあたります。
子:ね 丑:うし 寅:とら
卯:う 辰:たつ 巳:み
午:うま 未:ひつじ 申:さる
酉:とり 戌:いぬ 亥:い
24時間をこの12個で等分、つまり2時間ごとに呼び名が変わっていきます。最初の子:ね が夜中の0時ごろ(実際には幅がありますがここはアバウトに)以降2時間ずつずれるので丑が午前2時ごろ、寅が午前4時ごろ・・・ 午が12時ごろになります。
つまり、お昼の12時はちょうど午の時刻だから正午 その前が午前 その後が午後です。ちなみに使う人は誰もいませんが、午前0時を正子といいます。まさこではなく、しょうしと読みます。
さらにちなみに、この十二支は方角も表しており、子が北の方角。時計周りに12等分し、卯が東、午が南、酉が西です。
地球の北極と南極を結ぶ線を経線またの名を子午線(本初子午線でおなじみ)といいます。もうお分かりかと思いますが、子午線の子と午は北と南を表します。塾の授業中にこういう話をたまーに混ぜています。おおむね感動しています(笑)
さて、今回の期末テストで大変かなと思うところは
中1は数学と理科、中2は理科と社会と英語、中3は理科と英語です。
中1の数学は方程式の文章題と関数(比例・反比例)です。方程式の文章題は定番問題はできるようになりましたが、ちょっとした応用になると苦労する生徒が多いようです。理科は濃度や結晶の問題でこちらにも計算があります。テストではなぜか理数系の方が結果は良いのですが、私としてはまだまだ安心していません。
中2の理科は電流です。範囲が狭いので内容が難しくなると思います。ほぼ計算なのですが中学生にとっては覚える公式が多すぎて大変なようです。社会は逆に範囲が広くて大変そうです。前回の社会の範囲は中部地方まで、で今回は関東と東北が追加されるのですが社会の範囲は毎回2年生で習った範囲全部となっています。つまり関東と東北だけでなく、九州から中部まで全部とそれ以外の産業とか人口とか地形とかとにかく中2の内容全部で、教科書で言うと120ページくらいあります。英語は前回がよろしくなかったので、今回は頑張ってほしいところです。
中3の理科はイオンです。中学ではイオン化傾向の概念を詳しく習わないので電池がちょっと難しいです。あとは中和に関するイオンの量のグラフなどは必出です。英語は文法が多めのようですが、短期間で覚えるには結構な量の文法事項が含まれています。数学は関数と相似の前半で、覚えることはそれほど多くなくどちらかというと考える問題です。塾ではその練習をしています。社会は範囲は広めですが、うちの塾生にとっては社会は得点源です。そういえば前回のテストでも中3理科は学年1位だった二人を含めて一桁順位が三人いました。今回もそれほど心配しなくていいでしょうか。
今日、明日の土日は昼すぎからずっと塾生のテスト対策です。埼玉県民の日だった14日(木)も同じようにテスト対策を行いました。私は正午前に塾に入り、午後1時前から中1⇒中2⇒中3の順で行うのがテスト前の土日のルーティーンとなっています。
教科は学年によってバラバラです。今回は各学年とも古文が入っているので国語の説明にも時間をかけています。現代文は学校の授業をしっかり聞いて渡されたプリントとかワークを解いておけば何とかなりますが、古文はある程度の知識が必要です。そのあたりを説明します。ただ中学の範囲では説明不可能な内容もあるためこのあたりは難しいところです。
例えば、係り結びの法則という超重要語句が出てきます。「ぞ」「なむ」「や」「か」のときは結びが連体形、「こそ」のときは已然形になるのは当然教えますが、じゃあ連体形や已然形とは何なのか。現代文の連体形と古文の連体形は若干違います。已然形はそもそも現代文には存在しません。私は高校で習った古文の文法をほぼ完ぺきに覚えているので理解していますが、説明するときに高校で習う知識を披露しても意味がないのです。
同様のことが英語の教科書にもあります。今の教科書は文法を習うにはまったく不向きになっていますが、テストでは文法も出題されます。ところが今使っている教科書は説明抜きに、習っていない単元の内容が出てきます。ラウンドシステムありきで作られた教科書だから、文法に関しては二の次のようです。
今回の範囲で大変そうな内容を次回触れてみたいと思います。