明日から私立高校入試 & 成人式

 埼玉県は例年1月22日が私立高校の入試解禁日となっています。曜日は考慮されないので、今年のように土曜日からスタートする年もあります。うちの塾生も明日から1校ないし2校受けることになります。私には大手の塾のように何校も受けさせて合格者数を稼ごうという考えがないので、毎年多くても2校でほとんどの生徒は1校となっています。

 昨年は私立希望がうちの塾としては多めの5名ほどいましたが、今年は現時点では0名。現時点ではというのは、今後の展開によっては公立を受けないで私立にする生徒がいるかもしれないからです。いずれにしろ人生初の入試ですから、適度な緊張感をもって受けてほしいと思います。

 今年も新年度最初の授業のときに太宰府天満宮のお守りを渡しました。

 塾生にお守りを渡すのはこれが20回目。最初のころは違う種類のお守りでしたがいつからか手軽に携帯できる巾着型にしました。塾生の評判も上々で、5年ほど前からは前もって色のリクエストをうけることにしました。みんな思い思いにバッグや筆箱につけているようです。これを見て少しでもやる気になってくれたらうれしいです。

 そういえば、その5年前の受験生。今年は成人式でした。今年も地域ごとに分かれての開催となったようですが、現場で出会った塾生たちが写真を撮って送ってくれました。

 状況が状況なので全員というわけにはいかなかったようですが、15期生の半数以上が集まったようです。前に近況を聞いたときにはほとんどの生徒が大学に行っているようです。かつての私と同じように塾でアルバイトをしている元塾生も何名かいました。

小学6年生英単語テスト分析

正解率の高かった単語(日本語で書きます 皆さん英単語に直せますか?)


友だち
男の子
歌手
部屋


サッカー
ピアノ
自転車
地図
新しい
古い
行く

以上14個は正解率100%(17名中17名正解)でした。単語によっては複数候補があるものもありますが、予めリストを渡してあるのでその単語で書けばOKです。

つづいて正解率94.1%(17名中16名正解)こちらも14個。


兄・弟
先生
女性
男性
学校
太陽
音楽
大きい
長い
うれしい
走る
開ける
手伝う

続いて正解率80%台だったのは(17名中14名ないし15名正解)

祖父
生徒

医者
公園

テニス
バス
小さい
寒い
暑い
読む
使う
選手
ドア

来る

ここまでは正解率が高い単語。逆に正解率が低いのは

【正解率 47.1%】

ギター
ボート
簡単な
洗う

【正解率 41.2%】
地球

うで時計
アルバム
おもしろい
掃除する

【正解率 35.3%】
飛行機
話す

【正解率 29.4%】

写真

【正解率 17.6%】
書く

【正解率 5.9%】
難しい

 ということで、塾生にとっていちばん難しかった単語はそのまま「難しい」でした。正解率5.9%とは早い話一人しか正解していないということです。他の生徒も頑張って覚えた形跡はありましたが、微妙にまちがえていました。中学生以上では書けて当然のこれらの単語も小学生には大変なようです。ただ学校であまり書かないようなので、今の時期に書けるのは明らかに有利です。

 このテストは現時点での意識付けの意味があります。少しでも単語を覚えようという気になってくれたらそれでいいのです。中学で文法や読解問題、リスニング問題に取り組む際に単語を知らなければ話になりません。日本語で言えば、ひらがな・カタカナ・漢字が読めない、書けないのと同じです。

 その点今年の6年生も現段階ではまずまずの状態だと言えるでしょう。今までの生徒と比べた感じでも今回のテストで60点以上取れていれば現時点としては合格点です。ただし59点以下ですとどなたも行けません。

 と分かる人には分かる80年代の名セリフ(クイズ100人に聞きました)は軽くスルーしてもらって、59点以下の人はもう少し頑張りましょう。

 英語は現在複数形の基本的な内容を学習しています。3月まではもう少し進みます。かなり進んだ状態で中1になれるので、英語の時間を理科や社会にあてることができます。うちの塾生が中1から理科・社会が得意教科になっているのは小学校時に英語が進んでいるということも一つの要因です。

小学6年生英単語テスト

 先週の水曜日(1月12日)6年生を対象に英単語テストを実施しました。冬休み中にリストを渡し、その中から出題するというものです。単語は全部で100個。基本的な単語で6年生としてはよく使うものにしました。名詞が大半で、形容詞と一般動詞は20問ずつです。

 夏休み明けには意味を答えさせる形式だったのが今回は単語を書くものです。塾生に聞いても学校では英語の授業はやるけど、単語を書いたり文法の説明を受けたりすることはほとんどないとのこと。ご存じのように現在の中1から英語の教科書はかなり難しくなっており、その内容には賛否両論ありますが(はっきり言うと否が大半)少なくともあと3年は今の教科書で勉強することになります。

 そうなると、中学に入る時点である程度の英語力はあったほうがいいでしょう。4技能と言われますが、高校入試を考えた場合、やはり読み書きを重視しなければなりません。いくら話せても単語が書けなければ入試問題は解けません。ということで小学生のうちから少しでも英語が書けるようにと単語テストを実施しています。

 一応想定していた平均点は60点です。うちの塾は入塾の際に学力による選別がないため、年によっては勉強が苦手な生徒が多くなる場合もあります。今年の6年生も4月には私からかなりダメ出しをくらっていました。半年以上たってかなりまともになってきました。それでも細かいミスまで見逃さない私が採点すると平均は60くらいかなと。80点取れれば上出来だとも話しました。これは普段の小テストの出来から3~4名くらいかなとの想定です。

 テスト実施後即採点し、採点後念のため2回ほど見直しました(見直しでミスを3か所発見)どの単語が書けてどの単語が書けていないかを知りたいので100問すべての正誤をパソコンに入力しました(計1700問分)。前もって、私の血圧が上がるような文字で書かないようにと念を押していたため、ミミズが這ったような文字はいませんでした。おかげで割とスムーズに採点できました。

 その結果満点は残念ながら0名でしたが、90点台が4名 80点台が2名で 私の想定を上回る6名が優秀ラインを上回りました。また全体の平均点は73.0点で、こちらも私の想定を上回っていました。平均点が想定以上ということは英語が好きな生徒はもちろん、苦手な生徒たちも頑張ってくれたことを意味します。苦手な生徒で1桁とか10点台が何人もいると平均が一気に下がります。

99点 Sさん(戸塚南小)
98点 Sさん(戸塚東小)
95点 Iさん(戸塚綾瀬小)
93点 Wさん(戸塚綾瀬小)
88点 Oさん(戸塚綾瀬小)
80点 Iくん(戸塚綾瀬小)

以上6名はよく頑張りました。以下得点だけ。

79点
75点
74点
74点
65点
64点
64点
60点
49点
48点
36点

平均73点 

 100個もあったから大変だったと思いますが、またやりたいです! と意欲的な生徒が結構いてなかなか頼もしくなってきました。私も頑張って基礎から教えた甲斐がありました。せっかく正解率を出したので次の投稿で触れてみたいと思います。