川口の英語の教科書はずっと東京書籍のNew Horizonでした。それが前回の改訂から光村の Here we go に変わりました。その際に熊谷でやっているラウンドシステムを導入して英語の力を飛躍的に上げるというのが教育委員会の見解だったのですが。これで川口市の英語の力が劇的に上がっているのかというと、県で行われている学力検査の結果を見る限り劇的に上がるどころか逆に下がっているのではないかと思えるほどです。川口市の広報にもwriting(書き)には課題が残されたと書いてあります。
このようにうちの塾では過去問を使わないので塾生もそういう話はしてきません。うちの塾生が定期テストで頑張っているのは、正真正銘塾生の力です。もちろん戸塚中に限定しているとか勉強しやすいような教材を私が用意しているというのはありますが、いくら環境がよくても肝心の生徒本人にやる気がなければ点数はとれません。私が説明をして、それを塾生が聞いてひたすら問題を解く。分からないところは質問をする。といういたってシンプルな勉強です。何とかシステムとか名前がつくようなものでもありません。しかし、そのシンプルな勉強こそが大切だと思います。楽して順位が上がる方法などありません。学問に王道なし、There is no royal road to learning. です。