数学選択問題演習

 現在中3の授業は月・木・土の週3日です。それぞれ約3時間塾で勉強しています。この時期は新しく習うことは特になく問題演習と解説の繰り返しです。来週あたりからは1ヶ月後の公立に合わせた内容にチェンジしていきます。2月はテスト形式にして採点もして記述の部分点や作文を意識させる予定です。模試の作文は点数が書いてあっても、なぜ減点されているのかは書いてありません。よって作文の書き方も教えていきます。

 また通常授業とは別に毎週火曜日の夕方、選択問題を受ける生徒向けに演習&解説の時間を設けることにしました。昨年に続いてのものです。選択問題は人数が少ないので通常授業ではあまり触れられません。教材を渡して本人任せにしてもいいのですが、一人で解いていては気づかないことが結構あります。特に数学は解答例の解き方よりも鮮やかに解ける方法(エレガントな解法と言います)があり、これは私が教えるしかありません。通常の問題では必要なくても計算量が多い選択問題では知っていた方がいい解き方があるのです。

 実際選択問題では、学校で習わないような問題も出題されます。そのような問題は解説を読んだだけでは理解できないでしょう。12時間くらい用意していますので、いろいろと普段習わないような解き方も教えていきたいと思います。普段習う解き方は普段習えばいいのです。

 予告では選択問題を対象にと言いましたが、選択問題は必要なくても自習したい人は来てもいいよと伝えていましたので、先週に続き今日も6名参加しました。もちろん特別な費用などかかりません。うちの塾では通常授業と中3の講習(夏・冬)以外は何時間対策をやろうと費用は存在しません。

 毎年のことですが、今年の中3もだいぶ受験生の顔になってきました。ただ今年の中3は例年の中3よりも定期テストの結果も北辰の結果もよい数字が出ており、志望校も倍率の高いところがほとんどです。うちの塾生で公立志望の生徒の約半数の志望校が、先日発表された12月時点で倍率1.7倍以上でした。なかなか難しい入試になる生徒もいるかもしれませんが、それもいい経験です。

 それにしても同じ埼玉県でも南部と北部ではずいぶんと倍率が違います。県の平均倍率として1.1倍とか1.2倍とか発表されますが、南部地区の倍率ももう少し下がってくれたらと思う今日この頃です。そのためには定員を増やすか新しい高校を作るしかないのですが。もしくは私立希望が大幅に増えるか。まあ誰でも入れるようになったら勉強しなくても入れる=塾に行かなくてもいい となっても困ります。 そう考えると倍率が低すぎるのも考え物ですね。