テスト勉強

 5月23日と24日は今年度最初の中間テストです。当塾では中学を限定しているためテストといえば自動的に戸塚中のことを指します。中1にとっては初めての中間テストですが小学生の時から中学の話を何度もしていたので、そう焦ることはないでしょう。範囲も狭いので、それほど難しくはありませんが小学校のカラーテストとちがい平均が90点などということはありません。最初は高くてもいずれ平均は60点くらいになります。

 中2・中3の皆さんにとっては前学年からの続きです。つまり3月の内容もふくまれます。前学年のテキストなどもうどこにあるのか分からない、という人もいるかもしれません。うちの塾ではそれを心配して前の学年時のテキストも預かっています。おかげで塾内はテキストの置き場もないくらい散らかっています。

 今年もテスト前は特別時間割を編成しています。昨日、今日と学校が休みでしたので昼過ぎから夜まで中1~中3入れかわり立ちかわりでテスト対策を行いました。生徒は入れかわりですが私(塾長)はずっといるので二日で20時間ほど見ていたことになります。とはいえこの間ずっとしゃべりっぱなしということはなく、テストが近づいてくると問題演習が中心となり難しい数学の計算とか理科の計算あたりは板書して説明しますが、あとはひたすら問題を解きまくります。普段から戸塚中に合わせて授業を行っているためテスト前だからといって1からやり直す必要はないのです。今回が初のテストとなる中1は金曜日から五日間連続で塾で勉強することになっています。 

 去年も一昨年も中1の1学期のテストが終わってから入塾希望する生徒が数名いました。小学校のテストで危機感はなかったけど中1のテストで現実を知ったからでしょうか。それでも中1からでしたらまだなんとかなります。正直中3まで放置していて塾で勉強しようとしても、大手塾のチラシにあるように、まだ間に合う! などと言えません。中3からでは遅いということを認識してほしいと思います。中3からでも間に合う人は、それまでしっかり家庭学習の習慣がある人です。そういう人でしたら中3から塾に入っても間に合うと思いますが、中3までまったく勉強していなくて、そこから塾に任せようとされてもなかなか難しいと思います。チラシで、中3の2学期でもまだ間に合う!と謳っている塾は何か特別な秘策があるのでしょうか。

 たしかに昭和とか平成初期でしたら中3からでも間に合ったかもしれません。なぜなら塾に通う生徒の数が少なかったからです。ところが現在は公立の場合中1でも約6割の生徒が塾に通っているといいます(中3で8割)。つまり中学生全体の学力レベルが以前と比べて上がっているので、その状態で放置しているとついていくのが難しいということです。

 塾は早いに越したことはありませんが、当然ですが塾は費用がかかります。そのあたりを考慮して当塾の費用は一般的な塾よりも抑えてあります。早い時期に塾に通って勉強する習慣をつけてほしいからです。