中学1年生

 当塾の塾生は全員戸塚中学校の生徒に限定しています。小学生は戸塚中進学予定の皆さん限定です。数ある学習塾の中でも中学を限定している塾はほとんどないと思います。塾としてはその分生徒の数が限られてしまうので、中学を限定するという発想はまずないと思いますが、生徒からしてみれば結構なメリットがあります。

 まずは公立中学の生徒にとって重要な定期テスト。これは学校が違えば日程も違うしテスト範囲も違います。同じ教室に複数の学校の生徒が在籍していると全員にあわせるというのがなかなか困難です。一方、全員同じ中学だと全員にあわせることができます。また学校のあるクラスでは伝えられた情報が別のクラスでは伝えられていないということも往々にしてありますが、それも塾内で共有できます。あとは知っている生徒がいるというのは何よりも増して心強いことです。塾の時間割も学校の行事にあわせて作成することもできます。これ以外にも数えだしたらメリットはいくらでもあります。むしろデメリットを見つける方が難しいくらいです。

 当然現在通っている塾生も全員戸塚中の生徒です。2~3年生は10名以上いますが、1年生の人数はまだまだ少なめです。うちの塾は大規模な塾と比べたら規模は小さいとはいえ集団指導の形式をとっています。人数の少ない1年生ははからずも少人数授業状態ですが、その分ひとりひとりを見る時間が増えて内容が濃い授業になっています。ただいつまでもこの人数だと寂しいので、小学生クラス同様、現在新規入塾性を絶賛受付中です。(中2・中3はほぼ締切状態です)

 今年の1年生は基本の反復に例年以上に力をいれています。毎年の塾生の結果に表れているように、うちの塾生は理科と社会に関してはまずまずの成績を収めてくれます。一方英語や数学は年によって微妙にバラツキがあります。よって中1のうちに英語と数学の基本を徹底的にみにつけてしまおうという作戦です。 現在数学は一次方程式ですが、その前の文字式の計算から方程式にかけては夏休み期間もつかって結構時間をかけて取り組みました。この後は一次方程式の利用(文章題)になりますが、なんとか理解させようと考えています。

 

 これは少々前のテストですが、現在一次方程式を習っているから一次方程式の問題だけ、というわけではなくその前に習っている数の計算や、文字式の計算もあわせてチェックします。塾では一次方程式の計算はほぼ終了したところで学校よりは少々先に進んでいると思います。なにしろ夏休み期間もずっと取り組んでいたので、週2のわりには学校よりも塾で習っている時間の方が長いと思います。

 英語は最近文法を習い始めたようなので、塾でもそれにあわせます。ただ半分以上はすでに小学校で習っていることでもあり、それほど大変ではなさそうです。社会は塾生情報によると、歴史をいったんストップして再度地理に戻るとのことです。このあたりは昨年までとは明らかに進度が違います。また他の学校とも違う進み方でしょう。こういうことがあるから、中1や中2では社会や理科を学習しない塾が多いのです。最初に書いた戸塚中限定にすることによって学校間の違いを考える必要がなく、これは塾生や保護者の皆様が想像するよりもはるかに大きなメリットです。

 今年の中間テストは例年よりも若干遅めです。その前に体育祭などの行事もあり、なかなか忙しくなると思いますが、しっかり塾に来て勉強すればそんなに苦労しなくてすむのではないかと考えています。

6年生

 前回の5年生に続きまして6年生です。

 6年生は現在毎週金曜日の午後5時~6時40分で授業を行っています。毎回算数と英語の授業です。5年生の時に書いたように6年生の算数の内容は5年生ほど多くないので英語に時間をかけることができます。

 英語に関しては川口市が採用している5ラウンドシステムが機能しているとはいいがたく、小学校では単語を書くことはほとんどないようなので、塾では文法と書くことを重点的に授業を行っています。中学から入塾する生徒の中には、文法や単語どころかアルファベットすら怪しい生徒も見受けられます。これは小学校の時に学校でしっかり練習していないからです。

 ラウンドシステムではあとまわしにされている文法ですが、塾では小学生のうちから従来通り文法を中心にして、単語や文章も何度も書いて理解させるようにしています。塾での学習時間よりも、自宅で宿題や課題にかける時間の方が長いかもしれません。

6年生も5年生同様授業開始時に小テストを行っています。算数の計算テストと英語の文章&単語のテストです。計算はやはり先を見据えたものです。中学では計算はできて当たり前、さらに高度な内容に取り組みますので小学校の計算ができないようでは数学で苦労します。よって塾生の皆さんには中学で苦労しなくていいように計算力はつけさせたいと考えています。英語はまだ始めて3か月くらいですから、基本的な構造の文章です。これも練習しないと書けないでしょうから、テストを見れば塾生の皆さんが家でどれくらい勉強しているか分かります。

5年生

 今年度も上半期が終わろうとしていますので少々学年ごとの紹介をしたいと思います。まずは5年生です。うちの塾では現在5年生から授業を行っています。原則として中学受験は想定せず、学校の授業がついていけるように、算数が得意になるように、中学で苦労しなくて済むようにといったことを考えています。

 5年生は毎週水曜日の午後5時~6時40分で授業を行っています。国語の語句に関する問題と算数の宿題を出しています。また算数は毎回主に計算の小テストを行っています。

 これらの計算は1学期や前学年の内容です。小学生は習っているところは理解していても、終わってしまうと忘れるというのはよくあることで、そうならないように以前の内容を意識してテストに出しています。もう少し進むと、速さや割合といった単元に入るので文章題も出題することになると思います。

 中学になってから塾に入る生徒の中にはこういった計算でミスする生徒が毎年いるので、とにかく小学生のうちに基本的な計算をしっかりできるようにというのが私の考えです。

 小学校で習う算数の単元というのは6年間で均等に6等分されているわけではありません。1,2年生の内容がそれほど多くないのは想像できると思いますが、習う内容が一番多いのは6年生ではなく5年生です。それも圧倒的な差で6年生より5年生の方が多くなっています。量も多いし、内容の重要度で言っても5年生の方が上と言えるでしょう。もう少し6年生にまわしてもいいのにと思えるほど5年生に集中しています。小学校の算数で躓く生徒のほとんどは5年生であるといっても過言ではありません。それは塾で毎年教えていればはっきりと分かることです。

 6年生や中学生になってから5年生の復習を行う時間はなかなかありません。5年生の内容は5年生のうちに仕上げておきたいものです。

2学期の予定

 例年ですと4月ごろに学校の年間予定表が配られるのですが、今年はまず1学期だけの予定表、その後9月以降の予定表と2段階に分けて配られたようです。さすがに学校予定とはいえ変更の可能性もあるでしょうから、来年以降もこの方式になるかもしれません。

 さて私が知りたいのは定期テストの日程です。ざっと目を通したところ戸塚中の予定としては

10月 6日~ 水上
10月18日  体育祭
10月27日~ 中間テスト
12月 1日~ 期末テスト

となっていました。中2の水上の日程については川口市内の学校同士で日程を決めるのでしょうから毎年決まった日程ということはありません。1学期だったり夏休みだったり2学期だったりします。さすがに3学期というのは聞いたことがありません。

体育祭は昨今の猛暑から日程が変更になりました。以前は9月の第2土曜日というのが定番でしたがが、昨年から10月に変更です。例年なら今週が体育祭となりますが、さすがに暑すぎで無理でしょう。10月に変更になったのは良かったと思います。

中間テストは昨年まで10月の中旬でしたが、今年は体育祭の日程が昨年よりさらに後になったため、10月下旬となりました。それでも体育祭の代休が中間テスト1週間前です。これはなかなかハードな日程です。

中間テストの日程がずれ込んだことで、期末テストは12月になりました。2学期の期末テストが12月というのは意外と珍しいことです。11月だと中間テストとの日程が狭すぎるため範囲も狭くなります。個人的には来年以降も12月でいいと思います。

あと、中間テスト・期末テストともに月・火というのも土日を使えるので助かります。まあ実際には直前にバタバタするより早めに対策してほしいのです。2学期始まったばかりとはいえ、すでに中間テストの勉強を始めている人もいます。前日になって提出物の答えを写しまくっている人は見習ってほしいですね。

他にも合唱祭や駅伝大会や夢わーくなどもあり、2学期は行事が目白押しであっというまに年末になってしまいそうです。