中間テスト高得点注意報

 今日は水曜日で5年生の授業と中学2年生の授業がありました。

 5年生は新メンバーが1名加わり5名となりました。徐々に増えています。現在綾瀬小2名、東小2名、北小1名です。まだまだ受付中ですので、塾での学習をお考えの方はご検討いただければ幸いです。予告通り来週から算数の小テストを開始します。今日はその前段階として、おためし小テスト第0回を実施しました。こういう形式でやりますよ、というのを知らせるためと、皆さんの計算力を知るためです。ちなみに今日の結果は100点が1名で、平均点は80点でした。

 夜は中2の授業で、中間テストの結果を書いてもらいました。点数だけ見ると中1後半では見られなかったような点数で、軒並み高得点です。おそらく平均点も前回(学年末)より相当上がっていることは予想できますが、それでも点数が高いに越したことはありません。特に、中1の頃いまいちな点数だった生徒にとっては、高得点は自信につながります。

 前回と比較して、数学は
52点アップ! 
45点アップ! 
40点アップ! 
40点アップ! 
31点アップ! 
30点アップ! と30点以上アップした生徒が続出。

 社会も
40点アップ! 
38点アップ! 
37点アップ! 
33点アップ! 
31点アップ! とこちらも30点以上アップが続出。

さすがに平均点がこれほど上がることはないでしょうから、学年が変わって一気に得点がアップした生徒が多く見られました。

ちなみに5教科で一番上がった生徒は135点アップです。
うちの塾は得点アップ保証制度などはありませんが、そういうことをしなくても頑張れば上がるということが塾生自身分かったと思います。

特に社会が素晴らしく、全員揃ったわけではありませんが現時点で塾生の平均は85点を超えており、中央値は87.5点です。

この学年は中学に入学してから入塾した生徒、つまり定期テストの結果を見て勉強の必要性を感じ入塾した生徒が結構います。最初は塾の授業について行くのも大変そうでしたが、頑張った成果でしょうか、少しずつ結果につながってきているようです。まだ中1だったから何とかなったと思います。これが中3からの入塾だったら、おそらくもっと大変な思いをしていただろうと思う生徒が何名かいます。

 ただ心配なのはこれからです。今回は塾生全員前回より得点が上がっています。まだ平均点は分かりませんが、おそらく平均点もかなり上がっているでしょうから、ある意味当然です。そのあたりを深く考えないで、点数だけを見て調子に乗ったら次回以降が心配です。そう毎回毎回高い平均点は続かないでしょうから、次回一気に20点も30点もひょっとしたらもっと下がる可能性も十分あります。そのあたり油断しないように、塾では勉強していきたいと思います。

6年生

 当塾は中学生がメインですが、小学5年生と6年生の授業も行っています。中学受験の内容は一切扱わず学校の授業が理解できるように、算数を得意科目にできるようにという目的で行っています。中学生になってから塾に入る生徒の中には、小学校の基本が怪しいという生徒を毎年見ています。したがって小学生のうちに基本は身につけて、スムーズに中学の勉強に移行できるようにしたいと考えています。小学校から塾に入っておけばよかったという声はよく聞かれます。中学生になってからそのことに気付くよりも、小学生のうちに塾での勉強を始めようと考えている人のためのクラスだとお考え下さい。

 今日は6年生の授業を行いました。時間数も多くいろいろな教科を学習している中学生と違い、週1日の小学生は毎回のルーティーンも決まっています。6年生の場合、まずは前回の宿題の確認。その後英語と算数の小テスト。英語は前もって単語リストを渡しています。6月からは文章も入りますが現在はまだ単語だけ。算数は、計算を中心に過去の復習です。学校のテストもそうですが、習ってすぐの内容はどの生徒も覚えています。ところが習って1ヶ月、半年、1年以上たっている内容はほとんど忘れている生徒もいます。よって、この小テストでは何か月も前の内容もふくんでいます。小テストの後は算数の授業です。6月からはこれに英語の授業も追加されます。

 算数は(5)(6)だけが6年生で、それ以外は5年生以下の内容です。6年生は最初図形から始まるのでまだ計算を少ししか習っていません。よって今のうちにたっぷりと復習です。中学受験を考えている人は別にして、おそらく普通の6年生がこの問題を解いたら半分も解けない生徒は多いと思います。

 英語は単語の練習です。毎年小学生には学校で単語を書いているのかを確認しますが、毎年答えは同じで、書くことはないようです。よって塾では書くことを中心にしています。まだ英文(文法)を習い始める前の段階ですが、来月から文法を教えます。

 中学では小学校で英語を習ってきている前提で授業が進みますが、ほとんどの小学校では単語を書くということはないようです。よって単語もアルファベットも書けない新中1は中学の英語で苦労することになります。

 中学生になってから塾に入る生徒は毎年何人もいますが、英語が苦手な生徒と数学が苦手な生徒、どちらが伸びる可能性があるかと言えば経験上圧倒的に数学です。数学については最低限四則の計算さえできれば中学でも1年くらいの遅れは取り戻すことは可能です。一方、英語は単語が書けない、アルファベットも怪しい段階で一年放置していると、これを取り戻す労力は数学の比ではありません。

 よって、中学になったら塾に入ろうと考えている方はなるべく小学校のうちに基本を身につけておくことをお勧めします。

5年生&中2

 当塾は、テスト前を除き通常時は曜日で時間割を決めています。今日は水曜日で5年生と中学2年生の授業がありました。

 5年生は4月に授業が始まって今日で6回目となりました。初回は3名でスタートしその後1名新メンバーが加わり現在4名となりました。北小・東小・綾瀬小と学校はバラバラですが、休み時間にはぎこちないながらも会話が見られるようになりました。

 5年生は、まず国語の宿題の答えあわせを行いそのあとは算数の授業です。何度か話していますが今の教科書は6年生よりも圧倒的に5年生の分量が多くなっています。6年生は私立入試生に遠慮しているのかどうなのか分かりませんが、2学期で終わってしまうような内容です。したがって毎年学校では3学期は復習の時間になっています。ひょっとしたら復習の時間を想定して6年生の教科書は軽めになっているのかもしれません。それを差し引いても5年生の内容は多すぎます。少しくらい6年生に回してもいいのにと思うほどです。

 しかも5年生の内容は、6年間の中でも重要な内容がこれでもかと含まれています。1学期は小数のかけ算・わり算。特にわり算でつまずく生徒多数。2学期は分数のたし算・引き算。特に通分と約分です。そのためには公約数、公倍数を数字を見た瞬間に求められないと計算に時間がかかりすぎてしまいます。それに図形の面積の公式が4つ出てきます。さらに速さの公式も5年生です。とどめは好きな人は誰もいないと思われる割合です。

 数学が苦手な中学生のほとんどは5年生で躓いているといっても過言ではないでしょう。これだけ5年生の算数は質・量ともに他学年を凌駕しています。こういうことはいろいろな学年を教えている塾の人間だから分かることですが、普通の小学生は知る由もありません。また保護者の皆さんもそれほど意識されていないと思います。逆に言うと5年生の算数をクリアできれば6年生はそんなに難しくありません。ということで塾生の皆さんにはなんとか算数を苦手から普通に、普通から得意になってもらうようにと授業を行っています。

 夜は中2の授業です。小学生と違いこちらは人数も10人以上いて、近いうちに募集終了する可能性も見えてきました。

当塾の25期生

 私はブログ用に塾生の写真を撮ることはほとんどありませんが、前に中3を載せたことを話したらぜひ中2もとのことで。もちろん誰だか分からないように、加工しています。「写真撮るから勉強しているふりをして、こっち見ないで」と言ったのに2名ほど見ていますね(笑)

 さて、この時熱心に取り組んでいるのはこの学年でも毎回実施している小テストです。

 テストの内容は前年の使いまわしではなく、毎回作り直しています。全員分回収して私が添削採点して返却しています。どのあたりの理解が十分でないのか、間違えやすいのかをチェックするためです。したがってできるだけ途中式は書くように言っています。途中式があれば間違えた場合でもどこで間違えたのか分析可能ですが、答えだけ書かれたらそれは不可能です。この途中式を省略する生徒や、教えた方法でなく自己流で解く生徒はやはりミスが目立ちます。

 以前の学年はそこまで数学の小テストは実施していなくて年に10回程度でしたが、画像を見るとこの学年はもう第54回なのですね。中1の夏くらいから始めたので結構な回数です。なぜこんなに行っているかというと、ずばりこの学年は数学が苦手な生徒が多いからです。この学年に限らず、ここ1~2年の中学生はどうにも数学が苦手な生徒が多いような気がします。よって小テストの回数を増やして塾生の意識付けを高めようという作戦です。

新小5(28期生)スタート!

 今日は学校では新学期二日目。塾としては新小学5年生スタートの日です。新聞広告を出そうか悩みましたが5年くらい前にお願いした印刷屋さんが休業中だったので断念。ホームページでの告知だけにとどまりました。それでも申し込んでくださった方がいらっしゃり3名でのスタートとなりました。

 毎度のことですが、初日の顔合わせの時は生徒の緊張感マックスです。初日はまず塾のルールなどを話し残り半分の時間で授業を行いました。算数に関しては皆さんの実力は未知数なので、まずは手探り状態です。質問をしながら、計算の過程を見ながら、答えをあてながら、小テストの結果を見ながら、徐々に確認していきたいと思います。塾でも話しましたが、間違えるのは一向にかまいません。むしろ間違えてくれた方が、どのあたりが分かっていないのかこちらの判断材料になります。まだ人数が少ないので、ひとりひとりをじっくりと見ることができます。ただ、塾としてはいつまでも少ないままだと運営に支障が出るため、いずれは増えていってほしいと思っています。

 5年生は原則として算数だけを行います。今年も国語のテキストを別にとりこちらは宿題専用にします。算数が得意な人はもっと得意になるように、算数が苦手な人はまずは理解できる問題が増えるように、そしてゆくゆくは得意教科といえるようにしていきたいと考えています。

 タイトルにもありますように、よく考えたらこの世代(新5年生)は塾としては通算28期目になります。塾を始めたのが2002年で当時の中3を1期生とカウントしていますので、当時の中3は27歳年上となります。あれよあれよという間に今年24年目を迎えることになりました。小さい塾ですが、勉強しに来てくれた塾生の皆さんのおかげ、保護者の皆様のおかげです。今年度もよろしくお願いいたします。